クリニック向け観葉植物おすすめ7選!失敗しないポイントを押さえて患者満足度UP!


クリニックの受付や待合室などの環境づくりは、患者さんの満足度に直結する重要な要素です。
ただ、内装を大幅にリニューアルしなくても、観葉植物などを置くだけで、空間演出が大きく変わることがあります。
実際に、多額のコストをかけずに院内の雰囲気が変わるので、観葉植物を置いているクリニックは少なくありません。
一方で、観葉植物は「手入れが大変なのでは?」「衛生的に問題はないか?」と懸念している先生も多いでしょう。
本記事では、クリニックに観葉植物を置くメリット・デメリットを踏まえ、医療現場に適した選び方やおすすめの種類などをお伝えします。
クリニックに観葉植物を置く2つのメリット

クリニックに観葉植物を導入することには、主に2つの大きなメリットがあります。
改装せずに院内の雰囲気を向上できる
観葉植物を置くことによって、内装工事などを伴わずに、数千円~数万円程度の低コストで院内の雰囲気を大きく変えることができます。
クリニックの内装は清潔感を重視するため、白のクロス(壁紙)や床材が選ばれることが多いですが、一方で無機質な冷たい印象を与えがちです。
しかし、緑の観葉植物を一つ加えるだけで、空間に温かみと彩りが生まれ、患者さんを迎え入れる柔らかい雰囲気を演出できます。
患者さんの不安や緊張をやわらげる
クリニックや治療目的にもよりますが、一般的に多くの患者さんは、病気への不安や診察への緊張を抱えています。
しかし、植物の緑色には、視覚的に人の心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があると言われています。
待合室や通路などに観葉植物を配置することで、診察前の不安や緊張をやわらげ、待ち時間に感じるストレスを軽減する効果が期待できます。
クリニックに観葉植物を置く2つのデメリット

一方で、観葉植物にはデメリットもあります。医療機関という性質上、次のことは注意する必要があります。
手入れの手間が増える
造花と違い、観葉植物は日々の手入れが欠かせません。
観葉植物を置くと、日々の水やりはもちろん、枯れた葉っぱが落ちたり、鉢から土がこぼれたりして掃除する必要があります。
成長に伴って枝がいろんな方向に伸びることもあります。
水やり、落ち葉の掃除、定期的な剪定など、手入れの手間が増えてしまう懸念があります。
後述するように、枯れにくい、葉が落ちにくい、横に広がらないなど、手入れの手間が少ない観葉植物を選ぶことも重要なポイントです。
衛生面の不安が生まれる
医療機関にとって最も懸念されるのが衛生面です。
観葉植物を置くことで、虫が寄りついたり、風通しが悪いと土や葉にカビが発生したりする可能性があります。
また、土壌の中には微生物や虫が生息しています。
万が一飛散すると、免疫力の落ちた患者さんにとって感染源となるリスクもゼロではありません。
クリニックに置く観葉植物7つの選び方

メリット・デメリットを踏まえて、クリニックの環境に適した観葉植物を選ぶことが大切です。
以下の7つのポイントを意識して、観葉植物を選びましょう。
清潔感を保てる観葉植物
クリニックの内装は、清潔感のある印象を与えることが大切です。
樹液で床がベタついたり、虫が寄りついたりする植物は避け、常に清潔な状態を保てる種類を選びましょう。
虫が寄りつきにくい観葉植物
手入れの手間なくクリニックの清潔感を保つには、虫が寄りつきにくい観葉植物を選ぶことが大切です。
薄い葉を出す植物よりも、比較的厚みのある葉を持つ植物や多肉植物の方が、害虫が付きにくい傾向があります。
また、コバエは有機培養土の匂いに寄り付きやすく、土の中に卵を産みつけて繁殖します。
対策として、土の上にココナッツファイバーやウッドチップを被せたり、赤玉土などの無機質な土を覆ったりする方法があります。
枯れにくい観葉植物
観葉植物の手入れ負担を減らすため、乾燥に強く水やりの頻度が少なくて済む、生命力の強い植物がおすすめです。
パキラやサンセベリアなどは枯れにくく、扱いやすい観葉植物の1つです。
日陰でも生長しやすい観葉植物
クリニックの待合室や廊下は、必ずしも十分な自然光が入るとは限りません。
観葉植物を置く場所によっては耐陰性があり、日差しが少ない場所でも生長しやすい植物を選ぶといいでしょう。
葉が落ちにくい観葉植物
掃除の手間を減らすため、落葉しにくい観葉植物がおすすめです。
細かい葉がたくさんつく植物よりも、大きな葉、長細い葉、硬い葉を出す植物の方が、葉が落ちにくく掃除が容易です。
香りが強くない観葉植物
つわりの症状が強い妊婦さんなど、匂いに敏感になっている患者さんもいます。
また、あまり香りが強い観葉植物は、清潔感の観点でも印象は良くありません。
強い香りを放つ観葉植物は避け、無臭に近い観葉植物を選ぶことがおすすめです。
スペースを圧迫しない観葉植物
枝葉や幹が広がりやすい観葉植物は、成長すると鉢の大きさよりも横に数倍大きくなることがあります。
観葉植物があまり横に広がると、車椅子やベビーカーの通行を妨げるなど、スペースを圧迫します。
なるべく縦にスリムに伸びるタイプの観葉植物がおすすめです。
クリニックに人気の観葉植物7選

観葉植物の適切な選び方を踏まえ、クリニックにおすすめの観葉植物をお伝えします。
ポトス

ツルを伸ばして成長する定番の観葉植物で、金運を上げるイメージから金融機関や中小企業でも人気です。
耐陰性が強く、日陰でも生長しやすいのがメリットの1つです。
受付のカウンター上や棚の上など、ちょっとしたスペースに置くと雰囲気が変わるでしょう。
パキラ

手のひらを広げたような葉が特徴で、風水で「悪い気を静めてくれる」「負のエネルギーを吸い上げる」とされ、クリニックと相性のいい観葉植物です。
耐陰性が強いうえに、枯れにくく、葉が大きく落ちにくい特徴があり、定番の観葉植物の1つです。
ユッカ

シャープな葉が上に向かって伸びる植物です。
上に向かって葉が伸びるので、見た目の割にスペースを圧迫しません。
また、葉が落ちにくく、スタイリッシュな印象を与えつつ、狭い待合室にも置きやすい種類です。
サンセベリア

多肉質の剣状の葉が特徴の観葉植物です。
厚みのある葉で虫が寄りつきにくく、枯れにくいなど、クリニックにとって扱いやすい観葉植物の1つです。
マッサンゲアナ

「幸福の木」として広く知られているドラセナの仲間の観葉植物です。
耐陰性はありますが、直射日光を避けた明るい室内を好むので、光が当たるカーテン越しに置くことに適しています。
カラテア

独特の模様が入っている、インテリア性の強い個性的な観葉植物です。
耐陰性が強く育てやすいので、直射日光が当たらない場所のアクセントとして適しています。
ゴムの木

肉厚でツヤのある大きな葉が特徴です。
虫が寄りつきにくく、葉が枯れにくく落ちにくいと、かなり管理がしやすい観葉植物です。
大きな葉が生命力にあふれ、空間に安心感を与えてくれる人気の種類です。
観葉植物を導入するならレンタルか? 購入か?

観葉植物を導入する際、「クリニックで購入して育てる」と「専門業者からレンタルする」の2つの選択肢があります。
各々メリットとデメリットがあるので、先生のクリニックに適した導入方法を選んでください。
購入のメリット・デメリット
観葉植物の購入は、長期的に設置する場合であれば、結果的にレンタルよりコストを低く抑えられます。
ただ、水やりや剪定、清掃などはスタッフが行うか外注する必要があります。
枯れてしまった場合には、大きな観葉植物ほど粗大ゴミとしての処分に手間がかかります。
レンタルのメリット・デメリット
レンタルは初期費用を抑えられるだけでなく、専門業者が定期的に訪問し、水やり、剪定、葉の清掃などのメンテナンスを行ってくれます。
また、観葉植物が枯れたり、季節が変わったりしたタイミングで別の植物に交換してくれるため、常に衛生的な状態を保つことができます。
毎月数千円のランニングコストがかかるため、植物の交換を含めて長期的にレンタルする場合は、購入より割高になります。
ただ、衛生管理の徹底とスタッフの業務負担軽減を考慮して、レンタルを選択するクリニックも少なくありません。
観葉植物の代わりにアートフラワーで代用するケースもある

土や虫などの衛生面が気になる、手入れの手間をなくしたいという場合は、アートフラワーで代用するケースもあります。
近年は、本物と見紛うほど精巧で高品質なアートフラワーが少なくありません。
光触媒加工がされたものであれば、照明の光に反応して抗菌・消臭効果を発揮するものもあり、クリニックの待合室にも適しています。
ただ、生きた植物とは違い、ホコリが溜まりやすく、放置すると患者さんに不衛生な印象を与えてしまいます。
水やりや剪定、害虫対策は不要になるものの、定期的な清掃が必要です。
また、あまり安価なアートフラワーを選んでしまうと、「いかにも作り物」という印象が悪目立ちして逆効果になることがあります。
アートフラワーを選ぶ際は、多少初期費用が高くても、リアルな質感のあるものを選び、こまめに清掃するようにしましょう。
【まとめ】クリニックに最適な観葉植物でリラックスできる院内環境をつくる
クリニックで観葉植物を置くことで、内装費用をかけずに患者さんの不安と緊張をやわらげ、ストレスを軽減することができます。
接遇態度だけでなく、クリニックの見た目も患者さんの印象を変えるので、観葉植物の設置は十分検討の余地があります。
ただ、インテリア性はもちろん、枯れにくい、虫がつきにくい、スペースを圧迫しないなど適切な観葉植物を選びましょう。
その他、クリニックの内装や院内環境については、以下の記事も参考にしてください。
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監修者
笠浪 真
税理士法人テラス 代表税理士
税理士・行政書士
MBA | 慶應義塾大学大学院 医療マネジメント専攻 修士号
1978年生まれ。京都府出身。藤沢市在住。大学卒業後、大手会計事務所・法律事務所等にて10年勤務。税務・法務・労務の知識とノウハウを習得して、平成23年に独立開業。
現在、総勢52人(令和3年10月1日現在)のスタッフを抱え、クライアント数は法人・個人を含め約300社。
息子が交通事故に遭遇した際に、医師のおかげで一命をとりとめたことをきっかけに、今度は自分が医療業界へ恩返ししたいという思いに至る。
医院開業・医院経営・スタッフ採用・医療法人化・税務調査・事業承継などこれまでの相談件数は2,000件を超える。その豊富な事例とノウハウを問題解決パターンごとに分類し、クライアントに提供するだけでなく、オウンドメディア『開業医の教科書®︎』にて一般にも公開する。
医院の売上を増やすだけでなく、節税、労務などあらゆる経営課題を解決する。全てをワンストップで一任できる安心感から、医師からの紹介が絶えない。病院で息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くの医院を永続的に繁栄させること」を使命とし、開業医の院長の経営参謀として活動している。


