代表挨拶

ひとつでも多くのクリニックが永続的に繁栄できるよう、税務・労務・法務までトータルでサポートいたします。

はじめまして、税理士法人テラス代表の笠浪真です。
当社は全国の開業医、勤務医の医師、歯科医師の先生への支援に特化した、税理士法人です。

医療を専門としようとしたきっかけは、以前に私の息子が交通事故に遭って病院に運ばれたときのことです。
そのときに当直の勤務医の先生が迅速かつ的確に対応してくれたことに感銘を受けました。
そのときすでに税理士・行政書士として仕事をしていた私は、「医療業界に恩返しができる仕事をしたい」と思ったのです。

医療を専門としている税理士事務所は他にもあります。
しかし、そのほとんどは税金のことについてのみしか対応せず、しかも担当者の対応もマニュアル通りで機械的な対応しかしていない税理士事務所のように感じています。
また、本来であれば医療のコンサルティングは医療現場に対する理解が不可欠ですが、医療現場に対する理解のある事務所はほとんどありません。
さらに医療法や健康保険法など医療業界独自の知識や経験も必須となります。

当税理士法人では、税理士や社会保険労務士、行政書士の登録をしている者も含め、総勢30名ほどの医院・クリニックの経験が豊富なスタッフを揃えています。
これにより、医院開業から、医院運営、医療法人化、相続・承継まで、医院・クリニックのライフステージに沿って、税務・労務・法務をワンストップでサポートする体制を整えています。
例えば開業したい勤務医の先生、確定申告や税務調査の対応をしたい開業医の先生、医療法人化したい先生、相続・承継、M&Aを検討している先生…
医療現場に深く踏み込みながら、法人・個人合わせて300社を超えるクライアントと接してきました。

これからも私達は税理士、社労士、行政書士などのプロの専門家でチームを組み、弁護士や不動産鑑定士などと連携しながら、各々のライフステージに合ったサポートを行っていきます。

会計事務所や法律事務所を渡り歩き、組織経営を学びながら経験を積む

私の最初の転機は大学3年生のときでした。
就職活動をしている時期に父の会社が倒産し、自宅が差し押さえられたのです。
父自身は営業職で、経理も会計も法律もまったく知らないまま役員になって、連帯保証人のサインをしてしまいました。

実家の問題を解決したいと強く思っていた私は、なぜ実家が差し押さえられたか知りたくて、顧問税理士や弁護士に会いに行ったりもしました。
そして会計や法律の知識を深めたいと思い、大学卒業後は京都市内の会計事務所や法律事務所、不動産鑑定事務所を渡り歩きました。
その間に税理士や行政書士の資格を取得し、30歳で上京し、東京の事業再生コンサルティングをメインとする税理士法人に勤めます。父の倒産をきっかけにこの道に入った私は、どうすれば会社を救えるのかを学ぼうと思ったのです。

その税理士法人が良かったのは、公認会計士・弁護士・税理士・司法書士・コンサルタントがチームを組んで対応していることでした。専門知識を結集することで、付加価値が5倍にも10倍にもなるのを目の当たりにします。

「税理士がひとりでできることは限られている。大切なのはクライアントの課題を解決できるかどうか。それには税金の知識だけでなく、多様な専門家が知識を持ち寄ってトータルな知識で対応しないといけない」

そして次に勤めたのは国内最大手の税理士法人。医療部に配属になりました。
ここで初めてクリニックの税務に関わり、税理士の資格を持っていた私はクリニックの税務調査なども対応します。

その税理士法人でも大きな学びがありました。それは「教える文化」が根付いていたことです。
特に個人の会計事務所では、人に教えると自分の仕事を取られる、ひと通り仕事を覚えたら辞めるという恐れから「教えない」のが当たり前でした。
しかし、その税理士法人では知識や経験を惜しみなく他のスタッフにも共有していました。
そしたら、後輩は早く育つし、後輩が育てば先輩たちも仕事が進みます。本当に効率よく仕事が進んだのです。
自分が3年かけて身につけたことを、この税理士法人の新人は半年で身につけていました。
しかもチームで対応するので、ひと通り覚えると、どんどん人が育っていったのです。

東京に来てから勤めた2つの税理士法人で私は組織力を学ぶことができ、今の税理士法人テラスの経営に活かされています。

会計・法律事務所としてスタート

あるとき、私は事業再生コンサルティング会社時代の司法書士や弁護士仲間から、相続案件の依頼で声をかけてもらいました。
相続案件は税務と法律の両方の知識が必要だったためです。

すでに私は税理士だけでなく行政書士登録も済ませており、会計事務所、法律事務所、不動産鑑定事務所と様々渡り歩いてきました。
このときの経験から、弁護士、税理士、司法書士、不動産鑑定士それぞれの専門領域の棲み分けが理解できました。

法律や税金のことで困ったときは、誰に相談したら良いかがすべてわかる。
自分が窓口になれば、裁判以外の問題はおおむね解決できると考えたのです。

これを強みに開業しようと思い、2011年4月に税理士・行政書士として笠浪税理士事務所を開業しました。

医院・クリニック専門の税理士法人へ

当初は医院・クリニックに絞らず、一般企業を含めて相続やM&A案件に関する仕事をしていました。
クリニック専門に舵を切ったきっかけは、冒頭の息子での交通事故で助けてもらい、医療業界に恩返ししたいと思ったことです。

開業医の先生は税務に留まらず、様々なことで苦労されています。
スタッフの採用や退職といった人事や資金繰りの問題、ご夫婦・家族関係の問題、お子様の進学の問題、クリニック継承の問題、相続対策…これらは先生の悩みだけでなく、奥様の悩みもあります。
それは税理士業務という部分的な視点だけでは解決できないことも多いのです。
しかもクリニック専門ならば毎年改正される医療法や薬機法などの医療関連法を把握する必要はありますし、事業承継やM&Aとなれば会社法や民法の知識が必要です。

医院やクリニックをターゲット(顧客)にしている税理士事務所や会計事務所はたしかにあります。
しかし本来的な意味でクリニック支援を専門としている税理士は数えるほどしかいません。

そこで私は税務や法務の知識を活かし、弁護士やその他の士業をつなぐことのできるクリニック専門の税理士になろうと考えました。
これであれば開業医の先生のお悩みをワンストップで解決することができます。

2014年5月には税理士法人を「税理士法人テラス」に組織変更。
さらに2016年1月には「社会保険労務士テラス」を開設し、税務・労務・法務をワンストップで提供する体制を確立しました。

おかげさまで、今では個人の医院、医療法人含め、クライアントの数は300を超えるまでに成長しています。

大学院で医療マネジメントを学ぶ

クリニック専門の税理士法人として、私はまだ心のどこかで引っかかるものを感じていました。
クリニックの現場について、いまひとつ理解していないような気がしたのです。
そこで私は、税理士法人テラスに組織変更する1年前の2013年、慶應義塾大学大学院医療マネジメント専攻に進学しました。

修士課程の2年間、医療政策や医療経営を学びました。
私のような税理士は異色なほうで、医師、看護師、医療職の方が多く在籍し、みな医療の現場を学ぼうとしていました。
それまでなんとなく理解していたにすぎなかった医療業界にまつわる法律や会計の問題、そして現場の声…

大学院で学んだことで医療に対する関わり方は大きく変わりました。
クリニックの先生とは、税金の話だけでなく診療報酬や国の医療政策、自由診療、混合医療の話にまで踏み込めるようになりました。

医療コンサルティングを謳う税理士法人やコンサルティング会社でも、医療制度や実際の診療の現場まで見ているところはなかなかありません。だからこそ、診療スタイルや国の政策との違い、自由診療が根ざしているエリアかどうか…

診療そのものにまで深く踏み込んだコンサルティングができるのが、私達の強みです。

目指すのは日本一の医療専門税理士法人

私達はこれまで、税務や法務だけでなく、医療の現場に踏み込んだサポートで、多くのクリニックの黒字経営を支えてきました。

私は実家の倒産を見てきたからこそ「クリニックを絶対に倒産させない」という強い思いがあります。

また息子の命を助けてもらったからこそ「ひとつでも多くのクリニックを永続的に繁栄させる」ことを使命と考えています。

これからも、クリニックの問題解決を支援し、一つでも多くのクリニックが理想の医療をまっとうできるよう、私達は全力でサポートさせていただきます。

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