書籍出版のお知らせ

税務の知識と経験を活かして、人の役に立ちたいと日々診療に励む開業医の先生のサポートを通じて、社会貢献を実感できることがやりがいです。

稲垣 尚己

Inagaki Naoki
税務会計マネージャー

Profile

税理士法人テラス 稲垣 尚己
これまでの職歴では会計事務所だけでなく、震災復興に関わる仕事なども経験し、人の役に立つことに価値を見出す。その職業経験から医療を通じて社会貢献をしている開業医を支援しようと考え、2019年4月に税理士法人テラス入社。
入社後は日々の税理士業務に加え、新規開業を考えている勤務医や顧問変更したばかりの開業医に対して税務に関する提案を積極的に行う。前職を含めた税理士経験から、日々の税理士業務でも明確な法的根拠を調べながら仕事をするように心がけている。
当面の目標は、1人でも多くのクライアントの信頼を得て、安心して医療に専念してもらうこと。

社内で日々の会計作業をするだけでなく、クライアントのクリニックにお伺いして会計内容を説明しています。
最近では新規開業を検討中の勤務医の先生や、顧問変更したばかりの開業医の先生といった新規のクライアントを担当することも増えてきました。
このような新規のクライアントは、最初は打合せをしながら方針を決めていきます。開業支援の場合は、資金調達の際に金融機関を紹介したり、スタッフ採用の面談を行ったりもします。顧問先を変更した先生に対しては、元顧問先の会計事務所から資料を元に方針を決めていきます。


2019年4月入社なので、まだ新鮮さを感じながら日々の仕事をしているのが正直なところです。

前職は会計事務所だったんですが、その前の職場は違う仕事をしていて震災復興に関わっていました。それで以前から人の役に立つことを実感できる仕事をしたいという思いがあったんです。

医療は社会貢献できる価値の高い仕事ですし、地域住民の命と健康を守るためには欠かすことができません。
開業医の先生の多くは、本当は医療に専念したい方が多いのですが、一方で経営者ですから税務などの事務的な仕事にも時間を取られがち。そんなときに私達が先生にお力添えして、安心して医療に専念できるようにサポートする。
だから人の役に立ちたいと日々診療に励む開業医の先生を通じて、社会貢献を実感できると思いました。

また、これまでの税理士経験では医療業界はほとんど関わったことがなかったのも大きいですね。40歳を過ぎて、より多くの経験を積むという点では、最後のチャンスかもしれないので。
クリニックを対象とするといっても、税務の基本的なところは変わりません。ただ医療法など他業種にはない法律が関わることがあるので、その点は新鮮だしとても勉強になります。


税務以外のことにも積極的に関われることでしょうか。例えば医療法人設立の手続きなどにも携わっていますが、これは税務の仕事だけでは接する機会はありませんので、とても勉強になります。自分の中で知識や経験が比較的速いスピードで上積みされていくのを実感できています。

それでいて社内の雰囲気はとても風通しが良い。
笠浪代表も気さくですし、とても話しやすい。だから自分の意見を伝えやすいですね。
当社は社員旅行に行ったりもするのですが、今どき社員旅行を企画する会計事務所も珍しいのではないでしょうか。

社員全員の仲が良く、孤立感がありません。やはり会社の雰囲気が悪いとストレスが溜まりますし、業務の効率も悪くなります。雰囲気が良いというのはとても大事だと思います。


日々の業務のなかで、極力法的な根拠について裏付けをしっかりと取るようにしています。記帳代行などの業務にしても、ただ電卓で計算して数値を入力するだけではなく、法的な根拠も確認するようにしています。
これまでの税理士としての経験上、しっかりと裏付けを取ることで無用なトラブルを防ぐことができます。
また開業医の先生に明確な根拠を持って説明できますし、信頼を積み上げることができると思っています。

1人でも多くの開業医の先生の信頼を得て、それを積み上げていくことです。
先生からどれだけ信頼を得ているか、安心して任せていただいているかは、先生との会話の中でだいたい読み取れます。
信頼を積み上げると言っても時間がかかることはありますが、それが仕事の醍醐味であり、やりがいに繋がると思っています。

座右の銘というほどでないのですが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。「人格者ほど謙虚な姿勢」という意味なのですが、たしかに傲慢な姿勢では成長は止まると思うので、自分への戒めの言葉にしています。


何かしら自分でやりがいを見いだせる人が向いていると思います。税理士の仕事はたしかに記帳代行で単純に数字を入力するようなこともあります。しかし、それを単純作業で終わらせては仕事がつまらなくなってしまいます。先ほども申し上げたとおり個人的には日々の業務の中で、しっかりと法的な裏付けを取ることが大事だと思っています。

「なぜこのような勘定科目になるのか?」といった理由を日々考えていくことで、自分の中で知識が自然と積み上がっていきます。そして領収書一つを見ても、クリニックの性格や特徴が見えてくるものです。だから「これは気をつけてくださいね」など、先生に会った時にアドバイスや提案ができるようになります。そういったことを積み重ね、徐々に信頼関係も構築されていくので「この仕事やっていて良かったな」と思えるでしょう。


たまに旅行に行くことです。地方に住んでいる友人に会うことに併せて、旅先の近場の温泉を巡ったり、食べ歩きをしています。友人と会う予定がなくても、日帰りで関東近辺の温泉にさっと行って、さっと帰るようなこともします。
家では植木鉢で植物を育てることが最近の趣味です。

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