代表コラム

2023.05.29

ゴールデンウィークは家族でディズニーランドへ(羅針盤vol.116 代表笠浪のブログ)

毎年5 月のゴールデンウィークには、実家の京都に帰省することが多いのですが、今年は、長女が受験生ということもあり、自宅でのんびりと過ごしました。しかし、次女、三女は家でのんびりというわけにはいかず、思い切ってディズニーランドに行ってきました。
行ってみるとコロナ前ほどの混雑はなく、比較的スムーズにアトラクションを楽しむことができました。コロナ禍で大きな打撃をうけたエンターテインメント業界。だからこそ、以前にも増してお客様の心をつかむのがうまいなと感じることがたくさんありました。
まずは、40 周年という記念イベント。それに伴って色々なイベントが企画されて、会場に一体感があり、特別感もありました。せっかくだからと、ついついお土産も増えてしまいました。汗。また、アプリの活用で、入場チケットの購入や、アトラクションの待ち時間やレストランの予約もスムーズになり、時間を効率的に使うことができました。そしてアプリ内にはディズニーランドだけでなくディズニーシーの情報もあります。今度はディズニーシーに行きたいと思ってしまうほど、顧客の再販につながる仕掛けがありました。
さらには、アプリからは今までになかったプレミアアクセスといった、追加料金を支払えば、待ち時間なしでアトラクションに入れるというもの(1 件限定)。以前は先着で発行されるファーストパスという制度がありましたが、それを手にするために園内でバタバタと走るのが大変だったことを思い出します。まさにTime is Money. 2 時間も3 時間も並ぶぐらいであれば、その時間を買うことができるのは合理的だと感じました。
久々のディズニーランドに子供たちはとても満足そうでした。そして子供の笑顔を見て、親も癒されました。よくディズニーにいくと子供は魔法にかかるといわれますが、大人も魔法にかかったかのように出費が増える仕掛けがディズニーのすごいところだなと感じました。
ディズニーのセールスプロモーション戦略から経営のヒントを学ぶことはたくさんあります。ぜひそんな視点でディズニーに行ってみてはいかがでしょうか。
なお、経営を学ぶといっても事業の経費にはなりませんのでご注意ください。笑
笠浪真