クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.29
#手術が必要な状態になる前に、予防的リハビリテーションなどにより健康寿命を延ばすことに貢献したい

開業にあたっては、わからない書類が多すぎたのですが、全てテラスさんにお任せしてしまえるという安心感がありました

高円寺駅前整形外科リハビリテーションクリニック
鶴田 尚志先生
高円寺駅前整形外科リハビリテーションクリニック
鶴田 尚志先生
2023年4月に東京都杉並区高円寺駅前に『高円寺駅前整形外科リハビリテーションクリニック』をご開院された鶴田尚志先生に、ご開業のきっかけやビジョンやミッション、弊社の開業支援の感想をお話しいただきました。(取材日:2023年6月)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):まずはご開業おめでとうございます。ご開業されていかがですか。

鶴田先生おかげさまで患者さんがたくさん来てくださっています。当初の予想、目標としていたペースより多いイメージで集患ができています。高齢者の患者さんのご来院が多い傾向のある整形外科ですが、若い患者さんが新規で来てくださっています。リハビリの枠もかなり埋まってしまっているような状態です。マンパワーを増やしていかなきゃなとモチベーションを上げています。

笠浪:たくさん集患されていて素晴らしいですね。整形外科ではありますが、比較的若い患者さんがたくさんいらっしゃっている傾向がおありとのこと、先生の腕はもちろんですが、こうしてクリニックにお伺いしてみると、近隣に人が集う商業施設が多く、人の流れもかなり多い場所にご開院されているのがとても良い効果をもたらしていると感じました。先生はなぜこの高円寺という土地でご開業されたのでしょうか?

鶴田先生高円寺は私自身が学生時代からなじみのある町でした。自宅からも近いです。駅からの距離につきましては、整形外科ですのでとにかく患者さんが通いやすいようにと駅から近い物件を探しました。

笠浪:とても良い物件を見つけられましたね。

笠浪:ご開業されて間もないですが、患者さんのニーズはどのようであるか、見えてきたものはありますでしょうか。

鶴田先生今は腰、脊椎が原因でいらっしゃる方が多いように思います。またスポーツによる負傷も多いです。最初スポーツの指導者の方が患者さんとしていらっしゃり、指導している子どもたちに勧めてくださったようで、若い患者さんがたくさんいらっしゃるようになりました。

笠浪:クチコミでも集患を拡大されていて素晴らしいですね。そのような中で医院としてのミッションはどのようなものであるとお考えですか?

鶴田先生私は整形外科医として手術をメインに長く仕事をしてきまして、手術することに自信はありましたが、患者さんが手術に至るまでの経過の方をしっかり見たいという気持ちが大きくなりました。腰やひざなどの痛みはもちろん手術で治すこともできるのですが、手術が必要な状態になる前に、予防的リハビリテーションなどで健康寿命を延ばすことに貢献出来ればという思いがあります。もちろん様々な事情で手術に至ってしまった患者さんにつきましても、手術後のリハビリを当院で行わせていただければと思います。

笠浪:予防的リハビリテーションをもって健康寿命を延ばしたいというミッションは本当に素晴らしいですね。地域の皆様のQOLが向上しそうです。リハビリテーションの持つ力は大きいのですね。それでは、クリニックの強みもリハビリに力を入れている事となりますでしょうか?

鶴田先生強みとしましてはやはりリハビリに力を入れている事ですね。あと、今は様々なお悩みを持ち来院された患者さんとしっかり長めの時間をもって向き合えている、お話を出来ている事が強みになっていると思います。

笠浪:先生は勤務医として手術も多くこなされていた訳ですが、ご開業に至られた理由というのはどのようなものでしょうか?

鶴田先生私は整形外科医として比較的リスクの高い脊椎などの手術をやってきまして、手術によって患者さんの機能改善をすることに長く貢献をさせていただいてきたと思うのですが、このまま65歳、70歳になっても難易度の高い手術をし続けられるのかという点について、立ち止まり考える機会がありました。また、手術に至る前に予防的リハビリテーションをもって機能改善をする、健康寿命を延ばすなど、自分の目指したい医療もありまして、その実現には開業が良いのではとなり、開業を決断しました。

笠浪:目指したい医療の実現のためにご開業を決断され、今その理想とする医療を提供できるクリニックを開かれ、たくさんの患者さんがいらっしゃっているのは本当に良い決断となりましたね。ご開業前にご不安はございましたか?

鶴田先生不安はありました。運転資金や設備費、お金のことが心配でした。高円寺という町は都内ですし、整形外科医院の競合も多くある状態で、きちんと集患が出来るのかという不安もありました。

笠浪:ご開業に関するご不安も抱える中で、税理士法人テラスに開業支援をご依頼いただいたのですが、決め手はどのようなものだったのでしょうか?

鶴田先生担当者の方の説明が的確でわかりやすかった点です。法律知識などエビデンスに加えて、他社の事例も添えてくださり説得力がありました。担当者の方が色々とお話もしやすかったので、ここになら開業準備をお任せしてもよいかなという気持ちになれました。こちらが投げかけた問いに対する応えが本当にしっかりされていたので、テラスさんに開業支援を頼むことに関しての不安はありませんでした。こちらが何もわからない状態なのをくみ取っていただき、必要な情報をきちんと提供してくださって本当に助かりました。

笠浪:医師の方々にとって開業準備というのは、初めてのこと、わからないことが多いと思いますので、お力になれたようでとても嬉しく思います。どのような点が良かった、など具体的なエピソードはございますか?

鶴田先生全部が良かったですね。資金面や、クリニックのホームページの立ち上げも助けていただきました。開業後のアフターフォローもしっかりやっていただいています。どの担当者の方もレスポンスが早く、作業のリマインドもしてくださり本当にありがたかったです。テラスさんがいなかったら開業するのは無理だったと言っても過言ではないです。税理士さんや社労士さんが開業準備について、様々な形で連携し携わってくださり本当に助かりました。開業にあたっては、わからない書類が多すぎたのですが、全てテラスさんにお任せしてしまえるという安心感がありました。日々開業準備をする中で、不明点や疑問点が多々生まれ心の中に蓄積していたのですが、「今度テラスさんがいらっしゃる時にお聞きすれば大丈夫!」とストレスを軽減する事が出来ていました。また机上の理論だけではなく、経験に基づいた情報や、他の医院の具体的な事例などをお教えいただけたり、非常に説得力があり、ためになりました。組織の弱点というものが見受けられなかったので、開業をお考えの先生にお勧めしたいです。

笠浪:ありがたいお言葉です。ご対応させていただきました担当者達も励みになると思います。先生が診療に集中いただけるように、これからも引き続き裏方として頑張らせていただきます。
それでは最後に、クリニックのビジョンをお聞かせいただけますでしょうか。

鶴田先生若い方から高齢者も含めた患者さん全てに対して、リハビリをメインに貢献していけたらと思っています。なるべく手術を防ぎ、また薬を使わずに、リハビリ運動で機能改善に貢献できればと思っています。

笠浪:手術に至る事例を減らしたいというお話はございましたが、薬に頼らないことも目標とされているのですね。手術に至る症例をなるべく減らし、薬を増やさず、リハビリをすることでしっかりと身体を動かせる期間を長く出来ることは患者さんにとって本当に喜ばしいことですね。弊社も裏方として先生に貢献させていただけるように頑張らせていただきます。今日は大変貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

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