クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.28
#患者さんファーストで、地域の皆様がQOLを上げ、より幸せに暮らしていただくお手伝いが出来るクリニックを目指したい

税理士法人テラスさんはレスポンスも早く、サポート体制も良く、しっかりと仕事をしていただけたと感じましたし、安心できる企業だと思いました。

THE FIRST CLINIC
惟村 公郁先生
THE FIRST CLINIC
惟村 公郁先生
2023年2月に『THE FIRST CLINIC』をご開院
2023年2月に『THE FIRST CLINIC』をご開院 東京都多摩市に『THE FIRST CLINIC』をご開院された惟村公郁先生に、ご開業のきっかけやビジョンやミッション、弊社の開業支援の感想をお話しいただきました。 (取材日:2023年6月)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):まずはご開業おめでとうございます。『THE FIRST CLINIC』というクリニック名について、込められた思いをお聞かせいただけますでしょうか。

惟村先生『THE FIRST CLINIC』というクリニック名の中にあります「ファースト」は、まずは患者さんファーストであるという理念、また常に高いチャレンジ精神を持ち常に最先端を行くという決意の表れです。また多摩市での初めての美容外科医院なので、そこもファーストだと思っています。

笠浪:患者さんファーストな理念とともに、「ここから始まっていく」感じも伝わって良いですね。多摩市という地域をお選びになったのは何故でしょうか?

惟村先生私は格闘家としても仕事をしていまして、多摩市は自身の格闘ジムが近く、大学院や自宅からも近かったことから選びました。また多摩市は色々と便利な地域ですが、美容整形外科だけはありませんでした。そんな多摩市で、都心に出ずとも高品質の医療が受けれられる医院として、地域医療に貢献出来たらと思いました。実際に患者さんにも「都心まで出なくても近い場所で良い医療が受けられて嬉しい」と言っていただける機会があり嬉しかったですね。

笠浪:多摩市には美容整形外科がなかったのですね。都心まで出ることなく、自宅の近くで高品質な医療を受けられるのは本当にありがたいことですね。

笠浪:開業されてまだ間もないですが、先生のクリニックに実際にいらっしゃる地域の患者さんのニーズはどのようなものであると感じられますか。

惟村先生開業して4か月ですが、診療を行ってみて思うのは、地域の患者さんが求めているのは「話を聞いてくれる医者」である事だと感じます。当院は美容整形外科ですので、美容整形外科医として「綺麗になりたい」、「加齢に伴う見た目の変化を解消されたい」という動機を持たれた患者さんがいらっしゃるのですが、カウンセリングの流れで保険診療内の他症状や介護の問題まで、身の回りにある様々なお悩みのご相談を受ける機会があります。そのような不安を一医師として受け止めさせていただき、美容整形外科医として出来ることとして、大学病院や他専門医などしかるべき所への紹介状を書いたり、関係各所に繋げさせていただいてもいます。

笠浪:専門外の症状から介護のご相談まで引き出されていらっしゃるんですね。先生のカウンセリング能力の高さ、患者さんファーストで対話を大事にされ、しっかりお悩みを引き出されている結果ですね。

惟村先生患者さんは悩みを持って当院にいらっしゃいます。自分はその悩みを一医師として丁寧にお聞きして、誠実に最善の判断をさせていただく事が役割だと思っています。

笠浪:美容整形外科医でいらっしゃいますが、患者さんのお身体のトータルのお悩みを受け止めてくれそうな信頼感が患者さんに伝わるんでしょうね。誠実にクリニック経営をされているご姿勢も伝わります。

惟村先生当院は少額な施術を長く患者さんに負担させ続けるような施術は勧めません。だったらこっちの方が早く、安く仕上がりますよと、費用対効果を含めて裏表なく提案してしまう。正確な情報を全てご提示させていただきまして、そこで選ぶのは患者さんです。このようなやり方では私は医師としては稼げないかもしれませんが、不誠実な行為は嫌いなので、患者さんファーストの理念を貫き、誠実に仕事をしていこうと思っています。

笠浪:先生が誠実に仕事をされている事が本当によく伝わりますし、患者さんにも伝わっていると思います。アフターサービスにおいても患者さんファーストな工夫はされているのでしょうか。

惟村先生患者さんへのアフターサービスとしましては、クリニック公式LINEアカウントを開設し、ちょっとでも困ったことがあったら連絡してくださいと患者さんに開放しています。自分の仕事の結果で患者さんに不安な思いは抱いてほしくないという思いから、施術後のお客様のちょっとした不安にも全て誠実に応えようと運営をしています。

笠浪:「患者さんファースト」という理念を掲げる事は難しい事ではないのですが、お客様に寄り添うサービスにきちんと反映されていらっしゃるのですね。ホスピタリティが素晴らしいです。

笠浪:ところで、先生のクリニックとしての「強み」はどのようなものだとお考えですか。

惟村先生開院前は注入系の施術をされる患者さんが多く来られるかと想定していたのですが、現状切開手術を多く行っています。当院にいらっしゃる患者さんの多くは切開を伴う手術を求められます。特に当院の眉下リフトはダウンタイムも短く済み、跡も残らないと患者さんから評価のお声をいただく事が出来ているんです。表皮の厚さでもある0.1mm単位の緻密な作業が必要とされる難しい手術ですが、患者さんに良い仕上がりだと喜んでいただいています。また現在英語での患者さん対応が出来るクリニックとして運営をしておりまして、今後も英語での患者さん対応をマストに発展していきたいと思っています。開業から4か月ですが、おかげさまでアメリカ人や中国人、韓国人の患者さんなどがいらっしゃり、Googleで良いクチコミも書いてくださりました。日本国内在住の非日本語ネイティブの方々の美容医療の駆け込み寺的な役割も担えたら幸いです。

笠浪:英語での診察に対応出来るクリニックというのは強みとなりますね。日本にお住いの非日本語ネイティブの患者さんは本当に安心されると思います。それでは、クリニックのミッションとしてはどのようなものをお持ちでしょうか。

惟村先生当院は美容整形外科医院ではありますが、自由診療と保険診療の中間に存在しているような気がします。現状、お悩みを抱えていらっしゃる患者さんに合わせて、保険診療で対応すべきものは大学病院をはじめとする他専門医に繋げるような役割もさせていただいており、美容外科医としては自分が患者さんの施術を行わせていただいています。美容整形外科としての看板を掲げながらも、保険診療/自由診療の垣根を越えて患者さんのお身体のお悩みをお聞きし、当院を窓口として心身におけるトータルサポートを行い、地域の患者さんに幸せに暮らしていただくことが使命なのかなと思っています。

笠浪:美容整形に関するお悩みだけではないものまで引き出されてしまうのは、先生のカウンセリングスキル、コミュニケーションスキルの高さであり人徳ですね。

笠浪:ところで、先生がご開業に至られた理由をお聞かせいただけますでしょうか。

惟村先生自分でやりたい事が多かった事が理由でしょうか。また開業医として仕事が出来たのだから、自分のクリニックを持っても仕事が出来るのではないかという確信もありました。あと格闘技の仕事もしているので、その両立もしやすくなるかなという期待もありました。

笠浪:ご開業前に不安はございましたか。

惟村先生開業することに関する不安はあまりありませんでした。結果、開業すると決めてから3か月で開業も出来ましたし、なんとかなりました。集患への不安を抱く方も多いかと思いますが、「当院で来なかったらどこにも来ないよな」と、気持ちを前向きに切り替えて開業準備に取り組みました。

笠浪:開業された結果、いかがでしょうか。生活は変わりましたか。

惟村先生開業をしてひとりで抱えるべき仕事が増えてしまいましたので、生活はとても忙しくなりました。しかし患者さんとの距離は近く、リアクションを直に受け取れる機会が増えたことは非常にありがたく思います。患者さんに良い評価をいただけると非常に嬉しく、やりがいにもなります。一緒に働くスタッフ達とは事業計画書をもとに、一同モチベーションを高く持ち仕事が出来ていまして、非常に楽しさも感じます。医院開業をした今、患者さん、スタッフ、同業者の方々など、人との良い繋がりをより大切にして仕事をしなければいけないと強く感じています。

笠浪:開業されて忙しすぎるとの事ですが、患者さんがたくさんいらっしゃっているということは良いことでもありますね。

笠浪:開業支援として税理士法人テラスをご利用いただきましたが、いかがでしたでしょうか。

惟村先生実際、開業準備作業の多くは基本的に自分で動けてしまいましたが、助けていただいた申請手続き部分は楽になりましたし、書類も書いていただきました。税理士法人テラスさんはレスポンスも早く、サポート体制も良く、中途半端な感じではなく、しっかりと仕事をしていただけたと感じましたし、安心できる企業だと思いました。税理士さんや社労士さんたちの連携もありましたので、採用や従業員との契約に関する部分、労務分野でも相談が出来る存在として助かっています。

笠浪:嬉しいお言葉をいただけまして、ありがたいです。これから開業される方々にお勧めはしていただけますでしょうか。

惟村先生元々は銀行の方のご紹介をきっかけに利用させていただいたのですが、税理士法人テラスさんは開業準備を丸投げすることができますし、お勧めができると思いますね。開業支援コンサルはどこも安くない金額を支払う訳ですが、税理士法人テラスさんに関しては頼む価値があると感じられました。

笠浪:ありがとうございます。最後に、先生のビジョンをお聞かせいただけますでしょうか。

惟村先生日本で美容外科と言ったら『THE FIRST CLINIC』という存在になりたいです。また、クリニックとは関係ないのですが、海外でレストラン経営やテーラーショップ事業立ち上げのような、他業種の色々なビジネスも展開してみたいという思いがあります。アルマーニは医学部に通いながらテーラーショップを立ち上げ成功させた人物で、憧れがあります。自身の起業・ビジネスを通して、若い人にどんな職種でも頑張ったら報われると思える仕組みを作れたら素晴らしいなと思います。

笠浪:クリニック経営だけにとどまらず、社会貢献にもつながる大きな夢をお持ちで素晴らしいですね。引き続き税務や労務、お金の面でサポートをさせていただければと思います。宜しくお願いいたします。

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