クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.24
#女性の様々なお悩みを一つの医院で、ワンストップで解決できるようなクリニックでありたい

税理士法人テラスさんは税理士さんや社労士さんなど、法知識の専門家として良質なご助言をくださりながらも、私が経営者として動ける体制を支援くださいました

シュシュレディースクリニック 戸田公園
前出 喜信先生
シュシュレディースクリニック 戸田公園
前出 喜信先生
2023年2月『シュシュレディースクリニック 戸田公園』をご開院
2023年2月『シュシュレディースクリニック 戸田公園』をご開院 産婦人科・美容皮膚科・漢方内科を併設された『シュシュレディースクリニック 戸田公園』を開院された前出喜信先生に、ご開業のきっかけやビジョンやミッション、弊社の開業支援の感想をお話しいただきました。(取材日:2023年3月)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):この度はご開院おめでとうございます。まずは『シュシュレディースクリニック 戸田公園』という医院名について、込められた思いなどをお聞きしてもよろしいでしょうか。

前出先生医院名にあります「シュシュ」という言葉は、フランス語で「お気に入り」という意味です。地域の皆様にとって、お気に入りのクリニックになってほしいという願いがこめられております。また、同じ地域に妻が美容院を経営しているのですが、その店名にも「シュシュ」というワードが入っており、地域の皆様にご愛用・認知をいただいておりまして、このクリニックと美容院との関係性をほんのり感じ、親近感を持っていただけたらと思っております。

笠浪:奥様が経営されている美容院と、ご主人の経営される医院に同じワードが入っているなんてとても素敵ですね。ご夫婦の地域の皆さんへの愛情を感じますね。クリニックの特長をお聞かせいただけますでしょうか。

前出先生産婦人科と美容皮膚科、漢方内科を診療科目としておりますので、女性の様々なお悩みを一つの医院で、ワンストップで解決できるような存在でありたいと思いまして、それを目指しています。

笠浪:様々な年代の女性に必要な診療科目がひとつのクリニックに集約されていて素晴らしいですね。地域の女性の皆様にとってありがたい医院となりそうですね。

笠浪:クリニックとしてのミッションはどのようなものでしょうか。

前出先生私自身の思いとしましては、地域の女性のがん検診の受診率を上げたい、地域の子育て世代の方々の健康な暮らしに貢献したいと考えています。小さなお子さんがいらっしゃる女性たちが受診の必要を感じたときに、スムーズに受診ができるよう、病院に受診することへの心理的、物理的なハードルを低く出来たらよいと考えております。なので、立地としましては都市部ではなく住宅の多くある郊外、地域密着型の医院として開業をいたしました。

笠浪:自宅のすぐそばに長くお付き合いができる医院があると助かりますね。女性が受診しやすい医院ということで、院内にも何か工夫はされているのでしょうか。

前出先生『シュシュレディースクリニック 戸田公園』にはキッズスペースもありまして、小さなお子さんがいらっしゃる方でもお子さんと一緒に受診しやすいよう施設や設備の工夫をいたしました。お子さんを大切に思い育児をされているお母さん方が、ご自身の身体も同様に大切にしていただきたいという思いがあります。お子さんのためにもご自身の体をきちんと健康管理して、必要があれば受診し、適宜治療も行い、元気で過ごしていただきたいという強い思いを持っています。

笠浪:子育てやお仕事に忙殺されると、自身にまで気が回らなくなったりしますよね。先生の地域の方々に対する深い愛情と、その健康を守りたいという強い使命感が伝わりました。

前出先生患者さんのデータを蓄積して、アピアランスケアの有効性を明らかにしようとしています。私は長い目で見て、アピアランスケアががん治療の成功に寄与するものであると信じているので、これからも認知拡大したいと思っています。

笠浪:実際にご開業されての感想はいかがですか?

前出先生開業した今は「自分で医院を経営している」という感覚がありまして、それがやりがいにつながっています。勤務医時代には自分の頑張りが報われないという気持ちになる場面もありましたが、開業すると自身の頑張りがそのまま医院の収益という形で、数字として目に見える事がとても楽しく感じられます。

笠浪:自宅兼医院を建てられ通勤時間は無くなりましたが、ご家族との時間は増えましたでしょうか?

前出先生自宅兼医院なので家族との時間は増えるかと想定していましたが、開業したばかりの今は開業医としてたくさん仕事をしてしまいまして、家族との時間は減ってしまいました。今後はオンとオフとの切り替えをうまくやって、家族の時間を増やしていかなければと感じています。

笠浪:ご開業されたばかりなのにたくさんの患者さんがいらっしゃっている事はとても喜ばしいことですが、ご家族とのお時間をうまく確保出来るといいですね。
ところで、ご開業にあたりまして、経営されるクリニックのビジョンをお聞かせいただけますでしょうか。

前出先生当院のビジョンとしては、まずは医療法人化をしたいと考えています。女性の悩みをワンストップで受け止められるようなクリニックを増やしていけたらと思っていますので、信頼出来る先生がいらっしゃれば協業もしていけたらと考えています。同業でも競争の激しい都心では価格の安さで勝負するなどの状況となっていますが、そのようなクリニックとは差別化し、地域密着型の、遠出しづらい方々が近隣で受診しやすくなる、郊外型クリニックとして発展していけたらと思っています。

笠浪:税理士法人テラスは先生のクリニックの開業支援をさせていただきましたが、いかがでしたか。

前出先生税理士法人テラスさんにはお金周りのことを心配せずにすべてお任せができました。しかし、すべてを一任して、私の見えないところで完了してしまったのではなく、意思決定や判断が必要な場面では経営者としての私自身の意思をしっかり尊重してくださいました。税理士さんや社労士さんなど、法知識の専門家として良質なご助言をくださりながらも、私が経営者として動ける体制の構築を支援くださったと思います。私自身経営者として自立しなくてはいけないと思っている所がありますので、この点について非常に有難いと思いました。他の開業を考える医師の皆様にもお勧めすることができると思います。

笠浪:開業準備時にはご支援をさせていただきつつ、大事な局面では経営者として的確なご決断を賜りましてこちらも有難かったです。
今日はお忙しい所貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。

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