無駄な出費がなく手堅くクリニックを開業したい先生に税理士法人テラスさんの開業支援をおすすめします。プロの目線を交えて開業できたので、良いスタッフに恵まれて、患者さんの来院数も順調です。
西日暮里駅前すが皮膚科 管 析 先生
皮膚科
西日暮里駅前すが皮膚科 管 析 先生
令和3年5月西日暮里駅前すが皮膚科開院
西日暮里駅から徒歩1分。「あそこの皮膚科に行けば大丈夫という町の皮膚科をコンセプトに開業した西日暮里駅前すが皮膚科。院長の管先生に、開業をしようと思った理由、開院した皮膚科のミッション、弊社の開業支援の感想をお話しいただきました。(取材日:令和3年12月1日)
近くに皮膚科が少ない場所を選んだので、町の皮膚科として認知されるようにしていきたいです。
税理士法人テラス 三田(以下三田):開業されたクリニック名の由来を教えてください。
管先生:もともと自分の名前を入れたいと思っていたので、「すが皮膚科」とするところまでは決めていました。あとはSEO対策で「西日暮里」「西日暮里駅前」など地名をぜひ入れたいと考えました。どちらにするか迷いましたが、笠浪代表の意見もあり「西日暮里駅前」としました。
三田:先生のクリニックの診療の特徴を教えてください。
管先生:コンセプトは「町の皮膚科」です。当院は保険診療が80%くらいです。日常の湿疹とか水虫とかニキビの他、周りに手術に対応している皮膚科も少ないので日帰り手術の件数も多いですね。自費診療についても一定の患者さんがいて、シミ抜きやニキビに対するピーリングなどのニーズを感じます。患者さんの層としては、一般皮膚科がメインのクリニックなので、赤ちゃんから70代まで幅広いです。
三田:先生の提供したい医療はどんなものですか?
管先生:西日暮里駅前で皮膚科を専門としているところがなかったので、町の皮膚科としての認知を広げていきたいですね。近くに皮膚科があり、日帰り手術も対応することで、地域の患者さんに喜んでもらえるのを実感しています。一定のニーズがあるので、自費診療も取り入れておいてよかったと思っています。
三田:保険診療の患者さんが自費診療を受けることはありますか?
管先生:気軽に相談しやすい雰囲気にはしていますので、一定数いらっしゃいます。継続的に来院している患者さんについては「わざわざ電車に乗って別の皮膚科に行かなくても、ここでやってもらえるなら嬉しい」となります。
テラスさんの支援のおかげで良いスタッフに恵まれたと思います。Googleの口コミを見てもスタッフの高評価が多いです。
三田:先生のクリニックの強みやPRポイントを教えてください。
管先生:周りに皮膚科が少ないなかで、駅前という立地で専門の皮膚科というのは大きいと思います。あとは、オープニングスタッフの採用もテラスさんに支援いただいたおかげでスタッフに恵まれたことです。Googleの口コミを見ても、「受付や看護師さんが親切」とか、「雰囲気がいい」という感想が多く、院長の私が足を引っ張らないようにと思うくらいです。だから、患者さんに継続的に通ってもらえるように、初診のときから丁寧に診察するように心がけています。
三田:先生のお人柄でしょうね。一緒に働いている奥さんもそうですが。
管先生:妻が一緒に働いているのは大きいですね。僕は男なので女性の気持ちがよくわからないところがあるので、妻がうまくスタッフとの橋渡し役になってくれています。勤務のシフトなどは妻に任せているので、スタッフも何か問題や悩み事があれば、僕より妻にLINEして相談します。おかげで、僕は診療に集中することができています。
長年経営することを考えれば、開業支援の契約料は誤差範囲と思って開業支援を依頼しましたが結果正解でした。
三田:先生の開業のきっかけを教えてください。
管先生:もともと父親が皮膚科の開業医だったというのもあり、自分も医学部に進んで皮膚科に進みました。ただ、医師になった頃は、いずれ開業しようという気持ちはなく、大学病院で臨床や研究に従事していました。しかし、今後の人生を考えたときに、研究を続けるよりは患者さんを診察する方が楽しいし、向いていると思ったので、開業しようと思いました。
三田:開業前にお悩みだったことや不安だったことはなんですか?
管先生:まずは開業物件です。どんな立地で、どれくらいのスペースが必要かなど、とても自分ではわかりません。そこで、物件担当の三田さんと一緒に物件を見て回ってもらったので、とても安心しました。
三田:なぜ西日暮里駅前で開業しようと思ったのですか?
管先生:家が根津なので、根津から通いやすいところで、駅前で皮膚科がないエリアを候補に選びました。いくつか三田さんと一緒に見て回りましたが、そのなかで住宅街が多く、地域密着型の診療をやるなら西日暮里がいいと思いました。あとは、僕が通っているジムが西日暮里にあり、子ども達が西日暮里の塾に通っていたので、なんとなく場所の雰囲気を知っていたのもあります。
三田:物件以外で困っていたことはなんですか?
管先生:全部です。開業は物件の選定、資金調達、スタッフ採用と次々とやることがあります。でも、僕は経営については素人なので、全然わかりません。だから、テラスさんのバックアップなしではとてもできませんでした。ありがとうございます。
三田:ありがたいお言葉を頂けまして、冥利に尽きます。弊社を選んだきっかけを教えてください。
管先生:知り合いから笠浪代表のオンライン医院開業セミナーのことを聞いて、参加させていただいたのがきっかけです。内容を聞いて、無駄な出費を抑えて手堅く開業しようという考えが、自分の方針に合っていると感じました。そこで妻と個別相談に行くことにして、テラスさんなら間違いないと思って開業支援をお願いしました。
三田:個別相談後、すぐに申し込まれましたよね。
管先生:開業後何十年と経営するうえでの収支を考えれば、開業支援の契約料は誤差みたいなものと思っています。「開業については友達が手伝ってくれるからいいのでは?」なんてことも言われたのですが、無料ほど怖いものはありません。開業準備で成功するか失敗するか分かれるので、お金を払ってプロに依頼しようと思いました。
的確にアドバイスいただいて問題なく融資を受けられました。スタッフ採用でも相談に乗っていただいて、良いスタッフに恵まれたクリニックを開業できました。
三田:ありがとうございます。弊社が開業支援でお役に立てたことを具体的に教えてください。
管先生:1つは物件を一緒に見に行ってくれたので、プロの目線を交えながら判断できたことです。「あそこは看板置けませんね」とか、自分では気づくことができません。あとは資金調達の面では、銀行の担当者さんが一緒にミーティングに入ってくれて、いろいろアドバイスをいただきました。おかげで問題なく融資を受けることができましたし、金利も安く、手厚く貸していただきました。
三田:ありがとうございます。採用に関してはいかがでしたか?
管先生:スタッフ採用は、人事労務担当者に勤務条件の設定や採用面接までいろいろ相談に乗ってもらいました。やはりプロの基準で判断できたので、良いスタッフが揃ったと思っています。とても感謝しています。
開業半年で認知が広がってきたのか、本来繁忙期ではない11月に過去最高益でした。
三田:開業後の税務・労務の率直な感想を教えてください。
管先生:何も不満とかはないですね。税務担当者の方はまじめで誠実、しかも何を聞いてもすぐに答えてくれます。労務の担当者の方々にもしっかりお時間を頂いて対応してもらっていると思います。
三田:開業されて良かったと感じることを教えてください。
管先生:来てくれた患者さんに「今まで皮膚科がなくて困っていた」「近くにできてよかった」と言われるのが一番嬉しいです。町の皮膚科でありたいので、そう言われるのが一番幸せに感じます。あと、大学病院勤務時より、家族との時間を増やすことができました。最近は代診の先生も増やしていますので、さらに余裕はできると思います。
三田:ただ、最近もお忙しかったと聞いていますが……。
管先生:皮膚科が比較的忙しい時期は夏なので、9月を過ぎれば比較的ゆっくりできるかなと思っていたのですが、当院はそうでもなかったです。一番忙しかったのが11月で、実際に保険診療も自費診療も医業収入が過去最高でした。
三田:5月に開業されて半年くらい経って、認知度が上がってきたからではないかと思います。
管先生:たしかに家族や友人の紹介で来たという患者さんも増えてきた気がします。もちろん、Webで検索して来院している人もいますから、おかげさまで集患対策は功を奏していると思います。
手堅く失敗したくない先生にテラスさんはおすすめです。
三田:開業を検討している先生に何と言っておすすめしますか?
管先生:医院開業は開業準備である程度来ますので、そこでミスをしないようにプロに任せるのがいいと思います。開業後何十年の収支を考えれば契約料は誤差範囲だと思います。テラスさんは財布の紐が固くて、確実にヒットを打とうとするタイプの開業支援をしてくれます。手堅く失敗したくない先生にはおすすめしたいです。
三田:ありがとうございます。最後に、先生のクリニックの将来のビジョン・ミッションを教えてください。
管先生:地域の人に「あそこの皮膚科に行けば大丈夫」と言われるようなクリニックにしたいです。皮膚科の疾患は保険診療から自費診療まで一通り対応していますし、日帰り手術の設備やシミ治療の機器も導入しています。まだ半年なので、これからも町の皮膚科として認知が広がっていけばいいと思います。また、最新の医療を提供できるように、自分自身も勉強を続けて地域の人に還元していきたいと思っています。将来的には分院展開も考えることもあるかもしれませんが、まずは今のクリニックが落ち着いてからですね。
三田:分院展開もそうですが、今後も先生と同じ皮膚科のトレンドや、最新のマーケット情報は常に提供していきたいと思います。また、今後の経営についてもいろんな提案をしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。
管先生:ありがとうございました。

担当者紹介
外田 寛和 (執行役員)東京都出身 2017年入社。税理士法人テラス執行役員。
子供の頃から自宅で決算・申告の仕事をする父の姿を見ていたことから会計に興味を持ち、大学では商学部に進む。大学卒業後はトラック運転手として働いていたが会計の仕事への関心を捨てきれず、大手税理士法人に転職。医療部に配属され、8年半のあいだ医院・クリニックの税務会計業務の経験を積む。
次のキャリアアップを考えていた頃に笠浪代表から声がかかったことをきっかけに、2017年1月税理士法人テラスに入社。前職の経験を活かして税務会計業務全般、医療機関のコンサルティングを担い、社員育成にも力を入れている。特に新規開業したばかりで、経営に不安を持つクリニックの税務やコンサルティングを得意とする。
「一つ一つ丁寧な仕事をしてくれる」とクライアントからの安心感が強い。
今後の目標は、経験の浅い社員のスキルの底上げを図り、事業規模を拡大させていく当社の組織力を強化していくこと。