書籍出版のお知らせ
#資金調達のときは、借入の不安を解消していただきました。

不安だった医院開業資金の調達が無事に済んで本当に助かりました。税務から労務まで全部丸投げできる安心感があります。

ひろデンタルクリニック 山崎 弘光先生

歯科

ひろデンタルクリニック 山崎 弘光先生
令和2年12月 ひろデンタルクリニック開院

https://www.hiro-dc-1.com/

小田原駅直結のミナカ小田原8F。自分が生まれ育った小田原で歯科医院を開業した山崎先生に、開業しようと思った理由、クリニックのビジョン・ミッション、弊社の開業支援の感想をお話しいただきました。
(取材日:令和3年9月29日)



  • 周りの友人もどんどん開業するのを見て、自分も診療方針を貫いて患者さんに合った治療したいと思ったのが開業の理由です。

    税理士法人テラス代表・笠浪 真(以下、笠浪):勤務医を続けるという選択肢もあったなか、開業のきっかけを教えてください。

    山崎先生:僕の周りの友人で歯科医院を開業する人が増えてきて、彼らを見ていくうちに自分も理想の方針で診療したいという思いが強くなったことです。どうしても勤務医の立場では、自分のやりたい診療ができないもどかしさがあります。自分の診療方針を貫き、患者さんに合った診療を提供したいという気持ちとギャップを感じるようになりました。今の物件が見つかったことも強く背中を押してくれて、開業することにしました。

    笠浪:小田原で開業した理由を教えてください。

    山崎先生:小田原は地元ですし、高校まで小田原にいました。ただ、小田原駅前はビル開発のような話はなかなかありません。それが、父が生前に地元の繋がりで、新しく開発するミナカ小田原の物件を持ってきてくれたのです。別に太いパイプがあったわけではなかったのですが、「小田原出身の医師に開業してほしい」というニーズがあったらしいのです。

    笠浪:駅に直結ですからね。この物件取ろうとしてもなかなか難しいですよね。

    山崎先生:ラッキーでした。最近は他に駅前の商業施設の開発もないので、開業のタイミングでよかったです。

    笠浪:5~10年以上経営することを考えたら新しい方がいいですし、認知も広がりやすいですね。開業は人生一度の勝負ですが、ご家族の応援はありましたか?

    山崎先生:そもそも今の物件は父が持ってきたので、もちろん応援してもらえました。妻も歯科衛生士なので、「やってみたら」という感じで、特に反対はありませんでした。



  • 一代で終わるよりは何代も続く歯科クリニックにしたいのが、今のひらがなのクリニック名にした決め手です。

    笠浪:クリニック名の由来を教えてください。

    山崎先生:地名を入れることも考えましたが、なかなかしっくりする名称が思いつかず、自分の名前の一部をクリニック名にすることにしました。ただ、クリニック名を「ひろデンタルクリニック」とひらがなにするか、「ヒロデンタルクリニック」とカタカナにするかで迷いました。そこで、字画で占ってもらうことにしたんです。そしたら、「ひろ」の方が自分の代で終わらず何代も続くという結果だったのです。私の座右の銘である「和を以て貴しとなす(何事をやるにもみんなが仲良く、いさかいを起こさないのが良い)」のイメージにも合うので「ひろ」にしました。

    笠浪:ひらがなにすることで読みやすくて親しみやすく、認知もされやすい気がします。

    山崎先生:今考えるとそう思います。

    不安だった資金調達が無事済んで、オープニングスタッフ採用や就業ルールづくりでも大変助けてもらいました。

    笠浪:開業前に不安に思っていたことはありましたか?

    山崎先生:物件を見つけたのはいいのですが、そのあとの大きな不安が資金調達でした。それと開業時期がちょうどコロナの緊急事態宣言のときだったので、集患やスタッフ採用でも不安でした。特に当時は、医療機関はコロナに感染しやすいという風評被害が根強かったので、集患や採用には苦労しました。

    笠浪:当社に開業支援を依頼しようと思った決め手はなんですか?

    山崎先生:テラスさんは僕の友人の紹介で知ったことと、医業に特化した税理士法人だったことですね。実際に資金調達のときは、借入の不安を解消していただきました。地元には静岡銀行の支店があるのですが、テラスさんは静岡銀行との繋がりをお持ちだったので助かりました。

    笠浪:開業支援で当社がお役に立てた点を教えてください。

    山崎先生:資金調達での銀行との交渉や、事業計画書の作成は自分では到底できないので、とても助けていただきました。労務でも就業のルールづくりについて亀井さんに助けていただき、スタッフ採用でも立ち会っていただいて心強かったです。



  • 自分の治療方針で患者さんが喜んでくれるのは素直に嬉しく、やりがいを感じるのが開業して一番よかったこと。

    笠浪:開業してよかった点を教えてください。

    山崎先生:勤務医時代と違って、診療に責任を持つことになり、やったことは自分に返ってくるので、良くも悪くも気が抜けないことです。自分の診療方針で患者さんが喜んで頂ければ素直に嬉しいし、やりがいを感じます。

    笠浪:プライベートな理由で開業してよかった点はありますか?

    山崎先生:開業することで、自分で休日を設定できるので家族との時間を取れるようになりました。勤務医時代は子どもの運動会があっても休めなかったのですが、今は休むことができます。大切な時間は確保したいので、その点も開業してよかったですね。それと、今の駅直結のビルが、自宅と距離が近いので、通勤が楽になりました。



  • 「この治療のケースは難しい」というケースはほとんどありません。治療後は予防ケアに繋げていくのが私の診療方針です。

    笠浪:今の歯科クリニックの特徴を教えてください。

    山崎先生:一般的な虫歯から歯周病、入れ歯、インプラントなど様々な診療をしています。もちろん、保険診療の場合もあれば自費診療の場合もあります。最近は金属アレルギーを気にしたり、歯を白く見せたかったりする患者さんも多いので審美の患者さんも増えています。私は補綴科出身なので、そのあたりの診療は得意ですし、「このケースは難しい」というのはほとんどありません。診療後は、いい状態を保って「病気にならないための予防ケア」に繋げていくのが私の診療方針です。

    笠浪:患者さんはどんな方が来院されているのですか?

    山崎先生:最初は高齢者を想定していたのですが、来院される患者さんは意外と若い方が多いです。もちろん、高齢者の患者さんも来院するのですが、入れ歯の診療する方が意外と少ないです。前に働いていた横浜や藤沢よりは、入れ歯のニーズが高いかと思っていたら、案外そうでもありません。被せ物で済むことが多いです。

    笠浪:インプラントのニーズはありますか?

    山崎先生:当院では特別PRしているわけではないのですが、インプラントの患者さんは来院されるのでニーズは感じます。

    笠浪:基本的には小田原にお住まいの方が来院されるのですか?

    山崎先生:小田原に住んでいる人や働いている人が多いのですが、駅直結というのもあり、電車に乗って隣の市町村から来院される方もおられます。また、駅直結の他にアピールポイントとしては土日も診療(日曜は午前のみ)しているので、会社員の方も通いやすいです。



  • 「和を以て貴しとなす」患者さんともスタッフとも「和」を重視して地域一番の歯科クリニックを目指します

    笠浪:クリニックの経営理念を教えてください。

    山崎先生:経営理念は、「和を以て貴しとなす」です。揉め事なく、みんなが仲良くやるということなのですが、スタッフとの和と、患者さんとの和の2つの意味があります。

    笠浪:山崎先生の今後のビジョンを教えてください。

    山崎先生:当面の目標は医療法人化できるようになること。長期的には地域一番の歯科クリニックと言われる存在を目指します。当院が重要視しているのは「病気にならないための予防ケア」で、これが私の理想の医療です。「歯の治療しない歯科クリニック」という位置づけで地域に貢献できるといいと思っています。

    笠浪:最後に、開業を検討している先生に弊社を紹介していただけるとしたら、何と言って勧めてもらえますか?

    山崎先生:医業に特化したプロ集団、しかも税務だけでなく労務もプロ集団です。資金調達からスタッフ採用まで全部丸投げできる安心感があると紹介します。

    笠浪:ありがとうございました。これからも先生の力になれるように引き続き全力で支援させていただきます。

続けて読みたい他のインタビュー

PAGE TOP