クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.16
#税務調査が突然入り驚きましたが、こちらでできることはありませんしね。テラスさんに一任しました。

税務だけでなくコンサルティングや法律のバックグラウンドがあるので、いざという時に安心です。他の医師から「コンサルティングまで受けているのか」と聞かれたりすることもあるんですよ。

さくらレディースクリニック
西平 正之先生
さくらレディースクリニック
西平 正之先生
平成27年4月 さくらレディースクリニック 開院
横浜市瀬谷区の閑静な住宅街にある「さくらレディースクリニック」。婦人科というデリケートな診療を行う上で、何よりも患者さんのプライバシーと気持ちを優先し、安心して受診してほしいという思いで開業された西平先生に、開業のきっかけ、開業を振り返って思うことなどについて、お話をお伺いしました。 (取材日:令和元年12月19日)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):西平先生は約20年間、産婦人科で勤務された後、開業されましたね。まずは開業のきっかけから教えていただけますか。

西平先生婦人科は産科も併設していることが多く、出産前・出産後の検診の方と、女性特有の身体のトラブルを抱えられている方が同じ待合室で長時間待たされているという状況が多々あります。そのような状況を解消したいと思い、「産科のない婦人科専門クリニック」の開業を決意しました。

笠浪:閑静な住宅街にあり、規模も大きいですが、最初からこのような形での開業を考えられていたのでしょうか。

西平先生いえ、当初はこんなに大々的にするつもりはなかったんです。最初、この近くに自宅を建てることとなり、週の半分は勤務医として、残り半分を自宅の一角で検診しようかと考えていました。けれど検討するうちに「どうせならしっかりした設備を備えて、きちんとした形で開業しよう」という気持ちになってきたんです。そんなときにたまたまここが売りに出ていたので、こちらに決めました。

笠浪:角地で駐車場も広く、1階が待合室、2階が中待合室と診察室で、ゆったりした設計ですね。

西平先生患者さん同士が顔を合わせることがないように、それから前後の患者さんの話が聞こえないように、という配慮からです。婦人科はデリケートな診察になることも多いですから、そのあたりは動線を徹底的に考えました。妻が看護師・助産師の資格を持っていますので、産後ケアのための助産師外来は行っておりますが、産科は扱っておらず、基本的には婦人科のみとしています。

笠浪:保険と自費の診療の割合はいかがですか。

西平先生売り上げ的には半々ですが、患者さんの数はもちろん保険診療の方が多いです。最近は、プラセンタ注射の方が増えているんですよ。更年期障害の治療目的の方は保険適用になりますから、遠くから定期的に通って来られる患者さんもいらっしゃいます。

笠浪:弊社とのお付き合いは紹介で、開業のお手伝いをさせていただきました。お任せいただく決め手がありましたらお聞かせ願えますか。

西平先生実は税理士法人テラスさんの前に別の税理士さんにお願いしていまして、ちょうど車を買い替えるタイミングでした。そしてその旨を伝えたら、「止めてください」と言われて。税理士法人テラスさんにご相談したところ、「車は通勤や往診にもお使いですから」と否定されなかったので、こちらの事情をきちんと汲み取ってくださる方だなと。それでお願いすることにしました。ちょうど自宅も建てているところで住宅ローンがあり、それと合わせての開業資金調達でしたので借入金額が大きくなり、少し不安だったのですが、税理士法人テラスの担当者の方が銀行としっかり交渉してくれて融資も通していただき、とても助かりました。

笠浪:そうですね、銀行とはかなりねばり強く交渉した記憶があります(笑)。

西平先生おかげさまで無事に融資も通りました。採用もお手伝いいただいたんですよね。

笠浪:看護師は奥様がされているので、スタッフ採用は受付の方でしたね。先生のクリニックはスタッフの定着率が非常に高いですね。

西平先生良いスタッフに巡り合えたということもあると思いますが、思い当たることとしては、一人で働いてもらっていることかなと思います。完全予約制だからこそできることではあるのですが。二人だと、どちらかが多く働いたり、色々と比較したりすることも出てきますよね。それが無いので不満が出ないのかなと思います。もちろん、スタッフ間での申し送り、情報共有はしっかりやってもらっています。オペレーション的に可能であれば、基本一人でという形も有りだと思いますよ。

笠浪:ここまで離職率の低い職場はなかなかないと思います。完全予約制でないとちょっと難しいかもしれませんが、一人のスタッフすべて任せるというのも、責任感も生まれ、上手くいく一つの方法かもしれませんね。

笠浪:開業後、弊社で税務をお任せいただいてますが、お役立てできたことはございますか。

西平先生開業後に税務調査が入ったときに対応いただいたことです。やましいことはもちろん無かったですが、突然の連絡で驚きました。

笠浪:当日はいかがでしたか。朝に調査官が来て、クリニックの成り立ちや患者の層、診療の内容などを先生から調査官にご説明いただいた後、帳簿の確認が入る、という流れでした。

西平先生経費の扱いなどどうなるのかな、と思っていたくらいで、あとはこちらでできることはありませんしね。税理士法人テラスさんに一任しました。

笠浪:経費は使用用途によって、通るもの、通らないものがありますので、大きなものをご購入される場合は、事前に一言ご相談いただければと思います。無事に税務調査が終わり、ほっとしています。

西平先生また数年後には来るのでしょうか。

笠浪:前回の調査で追徴があったり、悪質な脱税と見なされたりすると、またすぐに選ばれることもあるのですが、そこはちょっとわからないですね。選別されるかどうかは国税庁のシステムで決定されるのですが、前年と比較して大きく増加があったりすると対象になることが多いと言われています。

笠浪:毎月の月次報告も弊社で担当させていただいていますが、評価をいただけますでしょうか。

西平先生事務長がいないので、税理士法人テラスさんには書類の整理や準備もお任せしっぱなしですが、仕事が早くて丁寧ですね。頼りにしています。

佐藤:ありがとうございます。訪問の際は先生がご対応してくださるので、こちらとしましても業務内容や収支について把握しやすく、助かっています。

西平先生税理士法人テラスさんは、税務だけでなくコンサルティングや法律のバックグラウンドがあるので、いざという特に安心です。他の医師から「コンサルティングまで受けているのか」と聞かれたりすることもあるんですよ。

笠浪:社は税理士業務だけでなく、医院経営に関わる幅広いご相談にも対応しておりますので、どんなことでもいつでもご連絡ください。
西平先生、もしこれから開業されるお知り合いの先生に弊社をご紹介いただけるとしたら、何と言ってお勧めいただけますか。

西平先生必要なことは漏れなくやっていただけるのでお任せできるとお勧めできます。とても頼りにしています。費用もとてもリーズナブルだと思いますし、税理士法人テラスさんには全体的に満足しています。

笠浪・佐藤ありがとうございます。今後も、何かございましたらいつでもご連絡ください。すぐに対応させていただきます。

西平先生よろしくお願いします。

笠浪最後に、ご開業を振り返っていかがですか。

西平先生私は開業して良かったと思います。思い描いていた医療を実現できていますし、ストレスが無くなりました。今後も引き続き、婦人科に来られる患者さんの気持ちに寄り添い、プライベートをしっかり確保しながら、最善の医療を提供していきたいと思います。

笠浪・佐藤ありがとうございました。今後も引き続き、しっかりと税務サポートをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

担当者紹介

佐藤 祥子 (執行役員)
2014年入社。税理士法人テラス執行役員。

滋賀大学経済学部卒業。大学卒業後10年間大阪の会計事務所に勤務した後、代表である笠浪の大学の後輩だった縁で2014年に税理士法人テラスに入社。前職の経験を活かし、入社当初から事業規模を拡大する当社の社内管理体制の構築を担い、社員の採用、業務の効率化に貢献する。
また開業支援や医院経営、相続・承継においてクライアントの要望を引き出し、所属の税理士、社労士、行政書士との橋渡し役を担っている。
「申し訳ないくらい何もかもお任せしている」などクライアントからの信頼も厚い。
今後の目標は社員にとって働きやすく、クライアントにとって満足度の高い税理士事務所となるように社内の体制を確立すること。

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