クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.14
#厳しい質問もありましたが、逆に安心感が生まれました。

開業は何かと不安に思うことも多かったのですが、テラスの税理士さん、社労士さんには色々と寄り添っていただき、お人柄に救われました。

藤沢ぶん整形外科
髙山 文治先生
藤沢ぶん整形外科
髙山 文治先生
令和元年5月 藤沢ぶん整形外科 開院
JR東海道本線 藤沢駅から徒歩5分。「サーフィン、マラソンにヨットやフラダンスと、自分もスポーツに取り組んでいるからこそ、スポーツに伴う怪我や障害に苦しむ方に寄り添い、その復帰を支え、応援できる。」という信念のもと、整形外科を開業された髙山先生に、藤沢に開業した理由、開業にあたってのいろんな思い、これからのビジョンについて、語っていただきました。(取材日:令和元年9月27日)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):5月に開業されて半年弱経ち、お忙しい日々を過ごされているかと思いますが、開業についてのお話をお聞かせください。まず、この藤沢を選ばれた理由を教えていただけますか。

髙山先生海が好きでしたので、クリニックの場所は海に近いところをと考えていました。当初は辻堂や茅ケ崎、鎌倉あたりも候補に挙がっていたのですが、なかなか良い物件が見つかりませんでした。税理士法人テラスさんに相談したところ、「人の流れと駅に近いことが大事」とアドバイスいただき、それで藤沢に目を向けました。税理士法人テラスさんにここなら大丈夫、と太鼓判をいただけましたので、この場所に決めました。

笠浪:物件は1点ものですから、本当に出会いです。ここは駅からも近いですし、同じ建物内にドラッグストアやクリニックが集まっていますから、認知もされやすいと思います。
クリニック名は「藤沢ぶん整形外科」ですが、先生のお名前にちなんでつけられたのですか?

髙山先生

子供のころから「ぶんちゃん」と呼ばれていましたので、自分のアイデンティティと思い、クリニック名に入れました。「髙山」にするか「ぶん」にするかで迷いましたが、印象にも残りやすく、親しみを持ってもらえるかなと期待してのことです。
いざ患者さんを目の前にすると面映ゆくて、つい「髙山です」と言ってしまいますが、「ぶん先生」と呼んでくださる患者さんもいて、嬉しいですね。

笠浪:クリニック名を始め、先生やスタッフのみなさんもアロハスタイルで、親しみやすい雰囲気にしたいという先生の思いが表れていますね。

髙山先生アロハは月曜日と金曜日の週2日限定ですが、そう感じていただけたら嬉しいです。

笠浪:待合室の内装もアロハの衣装にマッチしていますね。小物などもハワイアンスタイルで、床も無垢の木材で、クリニックとしては珍しいですね。

髙山先生こういう雰囲気がいいなというのを設計士さんにお伝えして、仕上げていただきました。自分としてはとても満足している内装になりました。

笠浪:開業されたきっかけを教えていただけますか。病院で勤務医を続ける選択肢もあったと思いますが。

髙山先生医師となったからには開業してみたい、という気持ちはもちろんありましたが、福島県立医科大学を卒業し、大学の関連病院に勤務していた頃は、環境も良く、やりがいもありましたから、このまま勤務医を続けてもいいなと考えていました。東日本大震災を機に妻の実家近くのこちらに転居してきまして、いくつかの病院に勤めたのですが、医局のつながりがないので、組織の中でのやりづらさを感じることがありました。福島時代と比べ、思うようにいかないことも多く、自分のやりたい形で診療をしたいと思うようになったことが、開業のきっかけです。

笠浪:開業前に悩まれていたことはございますか。

髙山先生採算が取れるかどうか、そこがとにかく心配でした。開業したものの閉院に追い込まれたという話も聞きますから。それと、働くからにはワークライフバランスを大事にしたいと考えていて、そこも良い状態で長く続けていけるのだろうかという不安もありました。

笠浪:そんな中、開業支援をさせていただくということで、既にご開業されている医師からの紹介で髙山先生とお会いしましたが、開業支援を弊社にご依頼くださった決め手がありましたら教えてください。

髙山先生そんな中、開業支援をさせていただくということで、既にご開業されている医師からの紹介で髙山先生とお会いしましたが、開業支援を弊社にご依頼くださった決め手がありましたら教えてください。

笠浪:ありがたいお言葉です。

笠浪:実際に開業支援で、弊社がお役に立てたことはございますか。

髙山先生開業準備を進めていく中では何かと不安に思うことも多かったのですが、税理士法人テラスの社労士の方には色々と寄り添っていただき、お人柄に救われました。スタッフ採用においても、整形ですので理学療法士は必須なのですが、開院3ヶ月前に入職を予定していた理学療法士との交渉が決裂し、開院1ヶ月前まで1人も決まっていなかったことは、非常に不安でした。この時期は、稲葉さんの前向きなアドバイスはありがたかったです。 また、スタッフの採用にあたり、社労士の知識があるかないかは大きな差ですので、とても助かりました。

笠浪:社労士の担当者が面接にも立ち合わせていただき、厳しい質問をしたこともありましたね。

髙山先生そうですね、ですが私のためを思ってしてくださったことですので、逆に安心感が生まれました。手続き関係も税理士法人テラスさんにお任せすることが出来、そちらも感謝しています。

笠浪:現在の税務担当者、労務担当者はお役に立てていますでしょうか。

髙山先生医院経営は初めてのことだらけで、プライベートでも書類の整理等几帳面なほうではないのですが、税務面では担当者の方に温かく丁寧に対応していただき、とても感謝しています。こんな自分ですが今後もよろしくお願いします、と思っています。
社労士の担当者の方も、必要なときにぱっと対応してくださるので、助かっています。開業したてで不安に思うことも多いので、もう少しお会いできる機会があればいいかなとは思っています。

笠浪:ご相談されたいと思われることがございましたら、いつでもお声をおかけください。

笠浪:実際開業されていかがでしたか。まだ半年経っていませんから、大変お忙しい状況かと思いますが。

髙山先生実際開業されていかがでしたか。まだ半年経っていませんから、大変お忙しい状況かと思いますが。

笠浪:今がいちばんしんどい時だと思います。1年、2年たてば落ち着き、あの頃が懐かしいなと思われる余裕も出てきます。

髙山先生そうですね、一度乗りかかった船ですから、自分の道を信じてやっていきたいと思っています。

笠浪:開業されて、診療や収益の面以外に、良かったことなどはございますか。

髙山先生少し前から朝の通勤ランを始めました。自宅からクリニックまで8キロを1時間くらいで走るのですが、いい気分転換になりますね。走る前は憂鬱で、「なんでこんな辛いことしなくちゃならないのだろう」と正直思うのですが、海を眺めながらひたすら走り、クリニックに着いてシャワーを浴びた後には胸に抱いていた様々な思いもすっきりし、清々しい気持ちで診療に臨むことができています。

笠浪:海を見ながらの通勤ラン、とても羨ましいです。ある程度走ると頭が冴えてリセットされますよね。お昼休みにはリハビリ室にあるランニングマシーンで、先生やスタッフのみなさんが走られることもあると伺いました。

髙山先生体を動かすことはとても大事です。強制はしていませんが、12月にはスタッフを連れて伊豆大島マラソンに出撃予定です。

笠浪:スタッフの皆さん、とてもいい雰囲気ですね。先生のブログを拝見すると、クリニックの有志でサーフィンをしたり野球観戦されたり。雰囲気の良さが伝わってきます。

髙山先生当院は、理学療法士が3名、看護師が2名、受付が4名で、計9名の大所帯。「向上心を持って取り組み、仕事はもちろんプライベートでも成長する。お互いの夢や目標を応援し、応援される環境を目指す。」という当院の理念を常に念頭に置いて、自分もスタッフもいい環境で仕事をしていきたいと考えています。

笠浪:開業を考えていらっしゃる先生に弊社を紹介いただけるとしたら、何と言って薦めていただけますか。

髙山先生開業準備は、自分ではできないことがたくさんあります。プロの方に頼むべきだと思いますし、テラスさんはたくさんの開業支援実績がありますから、頼りになるとお勧めできますね。

笠浪:ありがとうございます。最後に、先生の将来のビジョンを教えていただけますか。

髙山先生まずは、経営をしっかり軌道に乗せることです。事業の展開については、いろいろと考えますが、まだこれだと思うものは定まっていません。今は、スタッフ一人一人が、生き生きと活躍できる環境を実現したいです。あと、一つ思い描いている目標がありますが、それは開院5年目までに、スタッフとホノルルマラソンに行きたいということです。皆が笑顔で、丁寧な対応を続けることで、地域に受け入れていただけるクリニックになれれば、きっと実現できると考えています。

笠浪:これからの将来が楽しみですね。軌道に乗るまで、そしてその後も、税務、労務ともにしっかりサポートさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

担当者紹介

佐藤 祥子 (執行役員)
2014年入社。税理士法人テラス執行役員。

滋賀大学経済学部卒業。大学卒業後10年間大阪の会計事務所に勤務した後、代表である笠浪の大学の後輩だった縁で2014年に税理士法人テラスに入社。前職の経験を活かし、入社当初から事業規模を拡大する当社の社内管理体制の構築を担い、社員の採用、業務の効率化に貢献する。
また開業支援や医院経営、相続・承継においてクライアントの要望を引き出し、所属の税理士、社労士、行政書士との橋渡し役を担っている。
「申し訳ないくらい何もかもお任せしている」などクライアントからの信頼も厚い。
今後の目標は社員にとって働きやすく、クライアントにとって満足度の高い税理士事務所となるように社内の体制を確立すること。