クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.01
#実は医学部学生のときも勤め始めたころも、「いずれ開業」という考えは全くなかったんです。

クリニック開業のタイミングは自分と子どもの年齢で決断しました。

はっとり眼科クリニック
服部 芳伸先生
はっとり眼科クリニック
服部 芳伸先生
京王相模原線 南大沢駅から徒歩1分の駅ビルにある「はっとり眼科クリニック」。開業のきっかけから、決意したタイミング、開業準備として行ったこと、そして実際開業後に感じていることについて、服部先生に語っていただきました。(取材日:平成29年9月5日)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):まずは開業を決意なさったきっかけを教えてください。

服部先生:実は医学部学生のときも勤め始めたころも、「いずれ開業」という考えは全くなかったんです。サラリーマン家庭に育ち、親戚に医師もいない環境でしたので、医学部を卒業したら医局に入り、派遣されて病院に勤務するものと思っていました。

ところが、地元の大学病院・市中病院で9年間、その後東京の眼科クリニックで8年間勤務する中、同期が少しずつ開業し始めたんです。地元の急性期病院は緊急・重篤な患者さんが多く、手術もたくさん経験しましたが、東京のクリニックは地域医療に貢献する場だなと感じていたこともあり、それであれば自分も開業してみようと思い立ちました。

そして、開業するなら40代前半の今かなと。もう何年か経つと子供たちの進学が重なりますから、コストのかかる大きなチャレンジは子供が小さいうちにしたほうが良いと思いましたし、あまり年齢が上がってくると、体力的にも精神的にも新しいことに挑戦するのは難しいのではと考えました。

笠浪:開業は決断されてから1〜2年後だったそうですね。決断後、具体的にどのような行動を起こされましたか?

服部先生:まずは自分が患者として受診した病院という病院をじっくり観察し、患者の立場から見た良い点をすべて書き出す作業に専念しました。
先に開業した同期、先輩から聞く話は、決して良い内容ばかりではありません。病院は淘汰されていくものですから。

開業を成功させている先生は、立地などの環境的な利点もありますが、やはりよく考えて努力されている。自分もしっかりリサーチして、目指す診療のイメージをきちんと作ろうと思いました。

笠浪:開業のアドバイザーと税務顧問を弊社に決めていただいたきかっかけを教えてください。

服部先生:テラスさんにお会いした時には、自分の目指す診療のイメージはほぼ固まっていて、物件も決まり、事業計画書も作成していました。最初の打合せ時に、税務のことだけでなく労務のことまでお任せできると言っていただいたのが決め手です。

労働契約のノウハウなど何もなかったので、そこが気がかりでしたので、人のことまで面倒見てもらえるのはありがたいなと。

それまでにも当時勤めていたクリニックの税理士さんに相談していたのですが、労務相談は別と言われて困っていました。テラスさんでは社会保険労務士さんのサポートもあり、税務も労務もワンストップですべてお願いできるというのがとても心強かったです。

笠浪:服部先生の開業計画は、とてもよく練られていて、しっかりご自身のイメージが出来上がっていました。通常そこまで準備されない先生が多いので、驚きました。

服部先生:それを苦と思うか楽しいと思うかですよね。家の設計と同じように、業者任せではなく、納得いくまで自分でいろいろやりたかった。

それに、テラスさんが、銀行の紹介、事業計画書の見直し、数字の検証はもちろん、スタッフの面談や採用、時給や就業条件などの細かな相談にもその都度しっかり乗ってくれましたから安心でした。丁寧にサポートしていただき、感謝しています。

笠浪:開業にあたり、ご家族のサポートはございましたか?

服部先生:妻は看護師でしたので、開業すれば自分の病院で働くことができますし、理解して賛成してくれました。スタッフの採用や教育面でサポートしてくれ、とても助かりました。

笠浪:無事開業されていかがでしたか?

服部先生:一言で言うと開業して良かった、楽しいなと。止めておけばよかったと思ったことは一度もありません。あのタイミング、あの場所で開業することが出来、本当に良かったと思っています。勤務医ではやはり施術の範囲、規則、使える機械に制約もある。それが開業すれば、自分の目指す診療を、自分の思うようにできますからね。
ある程度自分の時間を計画通りに使うことができるのも良かった点ですね。家族との時間もきちんと確保したいですしね。

開業した同期や知人からは、開業に伴うお金や人や書類上のこと、色々な苦労話を聞いていましたが、蓋を開けてみたら、体力的にも精神的にも思ったほど大変ではありませんでした。苦労しなかったわけではないですし、努力もしましたが、テラスの税理士・社会保険労務士・行政書士やその他の方々の尽力、クリニックのスタッフのサポートも含め、人にも環境にも恵まれたと思います。ただ、今は開業当初からのスタッフがそのまま続けてくれていますが、これから結婚や出産で人の異動は避けられません。開業当初の苦労を経験していないスタッフが入ってきたときに、上手くやっていけるのかが勝負どころですよね。

笠浪:よろしければ今後の抱負を教えてください。

服部先生:ありがたいことに、開業2年で医療法人化を実現することが出来ました。
自分のクリニックの近くには幾つか眼科があるのですが、その中から自分のところを患者さんが選んできてくださる、選ばれる立場であるというのはとてもやりがいがあります。

最初は新しいというだけで患者さんが来てくれますが、それからどうやって生き残っていくかはとても大事。まずはまっとうな診療をすること、その上で他の病院とは違った付加価値のある診療をしていきたいと思っています。

笠浪:服部先生、ありがとうございました。引き続き税務・労務共にしっかりサポートさせていただきます。

担当者紹介

佐藤 隆行 (マネージャー)
千葉県出身
2015年入社。税理士法人テラス マネージャー職。

手に職をつけようと思い簿記の資格を取得し、2015年に税理士法人テラスに入社。 入社以来、税務会計業務、医療法人設立コンサルティング業務を一貫して担っている。1年近くかかり、かつ手続きが複雑な医療法人化をスムーズに支援することから院長から信頼が厚い。医療法人設立後に「医療業界に詳しいテラスさんに」と引き続き税務担当を任されることも多い。またマネージャーとして、部下の育成を行う。 仕事で心がけていることは、各々の院長のライフステージに合わせ、求められることに着実に応えていくこと。2018年社長賞受賞。

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