クライアントインタビュー

医療法人化インタビュー | vol.06
#手続きに要した実質的な期間はほんの1~2か月

クリニックを法人化していると、職員採用の際にも有利ですよね。

医療法人社団孝志会
山﨑脳神経外科クリニック
山﨑 孝正先生
医療法人社団孝志会
山﨑脳神経外科クリニック
山﨑 孝正先生
平成18年 山﨑脳神経外科クリニック開院
平成23年12月 医療法人社団孝志会として診療開始
小田急線善行駅から徒歩3分の立地にある「山﨑脳神経外科クリニック」。山﨑先生のお父様が長く外科クリニックを開業されていた場所に、13年前に脳神経外科クリニックを開業、その5年後に法人化されました。法人化から8年が経過した現在の山﨑先生と奥様に、法人化のきっかけや手続きにまつわるお話をお伺いしました。(取材日:令和元年8月8日)

税理士法人テラス 笠浪 真(以下、笠浪)開業なさってから13年、法人設立から8年弱経ちました。まずは医療法人されたきっかけから教えていただけますか。

山﨑先生医療法人化そのものについては、すでに法人化された身近な先生からもメリットを聞いておりましたし、興味は持っていました。直接のきっかけとしては、新規開業の際にリースしていた医療機器(MRI)が契約終了となるため、経費が上がると聞いたことでした。

山﨑先生奥様 税理士さんから、法人化するならそのタイミングがいいですよと教えていただいたんです。

笠浪そのときにご紹介を受け、私にご相談いただいたと記憶しております。

山﨑先生奥様はい。法人化となると相当煩雑な手続きがあると聞いていましたので、できれば地元藤沢で密に連絡を取れる方にお願いしたいと思っていました。すぐ足を運んでいただけたり、お会いしやすかったり、手続きも助けていただけて安心かなと思い、お任せすることにしました。

笠浪信頼してお任せくださり、ありがとうございます。申請にあたって不安に思われたことなどございましたか。

山﨑先生法人化は未経験でしたので、そういった意味では不安はありましたが、終わってみれば手続きに要した実質的な期間はほんの1~2か月でしたし、役所に足を運んだのも数回ですから、大変な作業というわけではありませんでした。

笠浪脳神経外科という診療科目の性質上、CTやMRIといった高度な医療機器を導入しているため、一般的なクリニックと比較すると特殊な手続きが必要ではあったのですが、先生にも県庁までご足労いただき、申請自体はスムーズで問題はなかったと思います。実際の手続きは奥様にもお手伝いいただきましたが、いかがでしたか。

山﨑先生奥様 税理士法人テラスさんは最初からとても丁寧に細かく対応してくださったので、全体を通して順調だったと思います。書類で分からないことがあって担当者の方のご自宅に夜にお伺いしたこともありましたよね。「この方にお任せすれば大丈夫」と、不安は全くなかったです。

そうでしたね。たくさんの書類をご用意いただきお手間だったと思いますが、そうおっしゃっていただき嬉しく思います。

笠浪実際に法人化されて、効果は感じられましたか。

山﨑先生そうですね、リース契約満了に伴う経費増加は軽減されましたし、法人化されるとスタッフの社会保険加入が必要になりますが、長く定着していただける理由にもなりますから、そういった面では良かったと思っています。法人化していると、職員採用の際にも有利ですよね。

笠浪おっしゃる通り、社会保険加入で負担は増えますが、福利厚生の充実はスタッフに長く続けていただくためにも大切だと弊社では考えています。効果を実感いただけて何よりです。
これから法人化を考えておられる先生に、弊社をご紹介いただけるとしたら、何と言って薦めていただけますか。

山﨑先生手続きの一連の流れは全く問題ありませんでしたから、お薦めできますよ。

お任せすれば間違いなくやっていただけるところだと言えますよね。税理士法人テラスさんでなければ法人化していなかったかもしれません。そのくらい信頼しています。
地元藤沢に事務所があったということも大きかったですね。税務の担当者の方も細かく見てくださり、疑問点は聞けばすぐに答えてくれますし、非常にレスポンスがいいなと感心しています。

寺本毎月の月次報告は現在、奥様にご対応いただいており、ありがとうございます。

山崎先生奥様お渡しする資料がいつもギリギリになってしまい、税理士法人テラスのご担当者の方にはご迷惑をおかけしています。いつもさりげなくタイムラインを決めてくださり、プレッシャーを感じないようにプッシュされるのが、絶妙だなあと感心しています。
税務のことでなく、プライベートなことでもちょっとわからないことがあればご相談できますし、私にとってはテラスさんはホームドクターならぬ、ホーム税理士さんですね。

笠浪医師の先生方が患者さんにとってのかかりつけ医を目指されているように、私たちも先生に何かあったら気軽にご相談いただける存在でありたいと願っています。

笠浪先生の今後のビジョンを教えていただけますか。

山﨑先生これまで様々な病院で勤務してきて、父が亡きあと、父が開業していたこの場所で新たに脳神経外科を開業しました。あと何十年かすれば引退することになりますが、法人化しておりますので、医院の将来は安心ですね。子供に継がせなくても第三者承継という形もとれますから。

笠浪そうですね、医院を引き継ぐという点では、法人化しておくのがベストだと思います。奥様視点での将来的なビジョンはいかがでしょうか。

山崎先生奥様私はもっとホームページなどの対外的なコミュニケーションに力を入れていきたいと考えています。脳神経外科というと、患者さんにとってはどうしても敷居が高くなりがちですが、予防という意味でも気軽に受診していただけるよう、患者さん目線のホームページに刷新したいと計画中です。

笠浪それは楽しみですね。今後もよりしっかりと税務面からサポートさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

担当者紹介

佐藤 祥子 (執行役員)
2014年入社。税理士法人テラス執行役員。

滋賀大学経済学部卒業。大学卒業後10年間大阪の会計事務所に勤務した後、代表である笠浪の大学の後輩だった縁で2014年に税理士法人テラスに入社。前職の経験を活かし、入社当初から事業規模を拡大する当社の社内管理体制の構築を担い、社員の採用、業務の効率化に貢献する。
また開業支援や医院経営、相続・承継においてクライアントの要望を引き出し、所属の税理士、社労士、行政書士との橋渡し役を担っている。
「申し訳ないくらい何もかもお任せしている」などクライアントからの信頼も厚い。
今後の目標は社員にとって働きやすく、クライアントにとって満足度の高い税理士事務所となるように社内の体制を確立すること。

PAGE TOP