クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.43
美容クリニック開業から半年、広告費をかけずに堅実な集患とリピーターの定着を実現

開業コンサル業者がちょっと怖かった私が開業支援のサポーターに選んだのは、税理士が開業支援をしてくれるテラスグループです

PureMe Skin Clinic
福田麻衣先生
PureMe Skin Clinic
福田麻衣先生
東京メトロ南北線と都営地下鉄大江戸線線「麻布十番駅」から徒歩1分、最新の技術と知識を活かし、心を込めた美容医療で美しさを最大限に引き出すをコンセプトに誕生した『PureMe Skin Clinic』。今回は院長の福田麻衣先生に、クリニック開業の想いからビジョンを伺いました。(取材日:2025年7月)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):まずはご開業おめでとうございます。半年が経ち、経営が順調でお忙しそうですが、いかがですか。

福田麻衣先生(以下、福田先生):お陰様で、開業から半年が経過した現在、予約はかなり埋まっている状況です。開業以来Instagramをやっている位で広告費はかけていないのですが、ご近所にお住まいの方がふらっと看板を見て来てくださったり、お友達の紹介で来てくださったり。口コミによる集患が広がっているのを感じますし、半分以上の方がリピーターとして再診くださっています。リピーターを増やしたかったのでとても嬉しいです。

笠浪:都内で美容クリニックがたくさんある中で、先生のクリニックを選び、通ってくださる方がたくさんいらっしゃるという事は素晴らしいことですね。

PureMe Skin Clinic』というクリニック名にはどのような想いが込められているのでしょうか。

福田先生:美容クリニックの名前として適していそうな単語は既に他のクリニック様が使われているものばかりだったので、単語と単語を組み合わせたような造語を作ってみようとひらめきました。皮膚科メインで行こうと思っていましたので、美しさや、清らかさ、清潔感に繋がるような「pure」という言葉を選び、それに自分を美しくするという意味を持たせたくて「PureMe」という言葉を作りまして、クリニックの名前にしました。

笠浪:「Pure」という単語はイメージが良いですよね。きれいな素肌を思い浮かべられたりもします。

福田先生:そうですね。素肌から美しくなっていただきたい、その美しくなるお手伝いをさせていただきたいと願っていますので、その思いが伝わると嬉しいです。

笠浪:クリニックの特長について、保険診療と自費診療との割合はどれくらいになりますでしょうか。

福田先生:100%自費診療となります。皮膚科がメインであり、外科施術も行ってもいます。

集患は、開業から半年経ちましたが広告は出しておらず、Instagram、クチコミ、美容クリニック紹介アプリにより来ていただいているようです。

笠浪:広告を行わずにここまでたくさんの方にいらしていただけているのはすごいですね。患者さんのニーズは見えてこられましたでしょうか。

福田先生:当院で設定させていただいているメニューを広く患者さんに選んでいただいておりますが、たるみ治療のニーズが中でも高いかなと思います。また患者さんの多くは女性ですが、男性もいらっしゃいます。奥様が旦那様を連れてこられるというパターンもございます。完全個室ですので、男性も来院しやすいのかなと感じています。男女共に、お肌のお悩みをしっかりヒアリングさせていただき、様々なメニューを複合的に使用し、お悩み解決のお手伝いが出来たらと思っています。

笠浪:男性の患者さんも増えているというのは意外でした。個室の効果が、集患の幅を広げたという分析は面白いですね。

“やるべきでない施術は勧めない”、誠実な美容医療のカウンセリングで患者さんとの信頼を築く

笠浪:地域の患者さんのニーズから、クリニックのミッションなどは見えてこられましたでしょうか。

福田先生:美容医療って、儲けたい医師がたくさんの施術を勧めてきて、たくさんお金を取られるのような、あまりよくないイメージがある方もいらっしゃるかもしれないのですが、私は患者さんのお悩みを解決すべく、医学的見地から適切な施術、その人に必要なものしか勧めないぞという気持ちでクリニックを経営しています。まずは患者さんのお悩みやニーズをお聞きする、それをしっかりと解決する、そのひとつひとつを大切に、向き合っていこうと思っています。お陰様で、患者さんがリピーターとなってくださり、ご満足いただく事が出来、来院された患者さまから嬉しいお声や、ご紹介をいただくこともあり、今後も励みにしてまいります。

笠浪:様々なクリニック様がある中で、誠実なお気持ちで接してくださる医師の接遇は、患者さんは安心しますでしょうし、通おうと思う大きなきっかけにもなりますね。一人一人の患者さんに誠実に向き合われて、高い満足度を積み重ねていく事で、さらなる患者さんを集患出来ている事は本当に素晴らしいです。

福田先生:当院は完全個室ですので、初心者の方でも、美容クリニックに慣れている方も、安心してご来院いただけるクリニックになっているかなと思います。また施術メニューの選定においても、患者さんに必要なもの、医学的見地から適切な施術しかお勧めしないポリシーでやっていますので、安心してご相談をいただければと思います。私は患者さんがやりたかっても、今はまだやる時期じゃない、今やるべきはそれじゃないと思いましたら、その旨しっかりお伝えして、その施術を諦めていただきます。患者さんには無駄なお金は使わないで頂きたいです。

笠浪:先生の誠実な姿勢は患者目線ではとても素晴らしく、安心出来ると思います。気軽に相談もしやすいですね。また個室のメリットは大きかったようですね。当初から個室の効果を期待されていたのでしょうか?

福田先生:実は全室個室なのはいかがなものかとほんのり思いながら開業をしましたが、結果としていい選択だったと思います。先ほどの話にもありましたように、男性も来やすかったり、奥様が男性を連れて来るにもよかったり、またお子様同伴でいらっしゃる患者さんにも、個室であることはメリットが大きかったように思います。

笠浪:様々な患者さんにとっての居心地の良い美容クリニックになれているのですね。

ところで、この麻布十番という街に開業されたのはどのようなきっかけだったのでしょうか。

福田先生:最初は表参道や銀座など、人流がある街での開業を考えていたのですが、タイミング的に表参道や銀座には気に入る物件が見つからず、この麻布十番にいい物件が見つかったことから、麻布十番での開業となりました。結果、商店街もあるような人情味のあるいい町で、自分に合っていたかなと感じています。患者さんも穏やかで温かい方が多くて、近所にお住まいの方がお友達との口コミで来て頂けたり、看板を見てふらっと来て頂けたり、地域に根付いた美容クリニックとして、ご近所の方々にご支持をいただき、リピーターとなっていただけているのかなと。とても有難く思います。

笠浪:麻布十番の温かい患者さんの支持を集められ、かかりつけ医のような美容クリニックとして機能されていて素晴らしいですね。

税理士だからこその安心感とサポート力で支えられた、テラスグループと歩んだ医院開業

笠浪:開業しようと思った理由をお聞かせ願えますか。

福田先生:私は小さいころから、お医者さんになったら自分の病院を持つ事、30歳までに開業する事が夢でした。なので、いつ開業しようかと思いながら勤務医時代を過ごしていまして、今はやっと開業することが出来たという感じです。

笠浪:様々な医師のお話をお伺いしてきましたが、独立・開業願望をここまで強くお持ちなのは珍しく感じます。いざ開業となった時に、不安に思うことなどはありませんでしたか。

福田先生:勤務医時代は病院が集客をしてくれるのが当たり前でしたので、自分が開業したとして、患者さんは果たして来てくれるのかと不安でした。自分には集客が出来るのかと。

あと物件を決めるまでは、家族との生活を含めて色々なことを考えましたね。いい物件は見つかるのか、保育園はどうするのか、家庭と仕事との両立は出来るのかなど。

正直、ちょっとこれは無謀な挑戦だったかなと思う場面もありましたが、それでも開業は正解でした。人生に悔いのないように、やりたいことはしっかりやっていくように生きたいです。

笠浪:先生の強い決意と前向きな気持ち、行動力が実を結びましたね。

開業準備で税理士法人テラスにご依頼いただいた理由をお聞かせ願えますか。

福田先生:税理士法人テラスさんはネットで検索して見つけたのがきっかけです。ネット検索では複数の開業支援の会社を発見したのですが、私はコンサル会社に騙されるのが本当に怖かったので、「税理士さんなら騙しはしないだろう」と思って、ちょっとお話を聞いてみようと。結果、私の話をきちんと聞いてくださり、開業を急かされず、強制されるような態度もなく、考える余地も与えてくださり、この会社は信頼できるなと感じて決めました。

開業したいという気持ちは強く持っていたものの、いざ開業したいと思ったときに、何をしたらいいのかはまったくわかりませんでしたので、税理士法人テラスさんには医院開業までを全てしっかり導いていただいて本当に助かりました。また税理士の方にお金に関することも都度相談をさせていただく事ができ、有難かったです。やはりお金に強い税理士の方は、融資を得る際にも頼りになりますし、開業ノウハウもしっかりお持ちですし、テラスグループにご依頼して良かったと思っています。

笠浪:お金に関する部分でしっかり開業準備のお支えが出来たようで良かったです。
長く夢だった開業を実際にされてみて、いかがですか。

福田先生:開業前はとにかくわからないことが多すぎて、先の不安もなくはなく、本当に辛い時期もありましたが、開業をしてしまった今はスタッフにも恵まれて、みんなでがんばっていて、開業して本当に良かったなと思う日々です。自分のやりたいことができているし、頑張った分だけリターンもありますし。

笠浪:開業されて、ご家族との生活に変化はありましたか。

福田先生:開業当初はやらなくてはいけないことが多すぎて、家族と過ごす時間は正直減った気がします。しかし夫や実母の協力もあり、何とか乗り越えました。協力してくれた家族には感謝しています。

笠浪:育児をされながらのご開業準備でしたし、ご家族の協力は欠かせませんでしたね。

福田先生:開業準備や軌道に乗るまでの立ち上げは大変ですが、院長になりましたので、診療が早めに終わったら帰る、自身の都合に合わせて診療を止めるなど、子どもの都合には比較的合わせやすい環境にはなれたと思います。医院経営をうまく行い、うまくクリニックをまわして、上手に家族との生活を構築していきたいです。

笠浪:ご家族も先生のご開業に協力的で、先生も長年の夢を叶えられ生き生きとされていて素晴らしいですね。先生は『PureMe Skin Clinic』をどう経営していきたいか、ビジョンはありますか。

福田先生:開業したばかりですので、まずは患者さんにしっかり寄り添ったクリニックになれること、そして日頃助けていただいているクリニックのスタッフの皆さんに、クリニックの利益をしっかり還元することを大切に経営していきたいですね。またクリニックをしっかり経営し、患者さんやスタッフのために働きながらも、家族との生活も大切にしたいです。仕事と家庭との両立をうまくやれるような経営者になる事を目標としています。

また具体的には、機械をもうちょっと買いたいですね。あと今一切広告費をかけていませんので、広告に力を入れて行きたいなとも思っています。TikTokによる広告展開も想定していまして、クリニックの院長である私がフォロワーの信頼を得ていく、ファンを作るような広告展開もしてみたいなと思っています。

笠浪:SNSによるプロモーションによって、先生の患者さんに対する誠実な思いや、経営に対するご姿勢がダイレクトに伝播していきそうで良いですね。患者さんとスタッフの皆さんと、ご家族の皆さんと、もちろん先生も、全員が幸せになれる未来を目標とされていて素晴らしいです。

クリニックが成長されていきますと、法人化など、事業展開したほうがよい場面も増えて参りますので、その際には適切にご提案などもさせて頂けたらと思います。

本日は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。

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