なかなか見つけることができなかった完全自由診療の開業支援に、テラスグループがしっかり対応してくださり、感謝しています
テラスグループ三田順一(以下、三田):まずはご開業おめでとうございます。早速ですが、クリニック名の由来についてお伺い出来ますでしょうか。
原田明子先生(以下、原田先生):当院は西洋医学の病院とは違い、中国医学に基づく診察を行っています。身体と心に起きている変化をトータルで診て患者さんの手当をしたいという気持ちから、Care and Cureあきこクリニックという名前をつけました。現在は分子栄養療法と鍼灸治療を組み合わせた施術を行っているのですが、その人そのものを身体の内側からしっかり診て、Careだけではない、Cureもしますよというメッセージを込めています。
三田:西洋医学とは違ったコンセプトを掲げていらっしゃるのですね。完全自由診療でいらしたので、弊社においても貴重な開業支援経験となりました。クリニックの特長はどのようなものになりますでしょうか。
原田先生:非常に特殊な分野において完全自由診療をしていると思います。現代医学とは異なる中国医学の見立てを用いていますので。
分子栄養療法では、元々身体が健康になるにはそれなりの栄養素が必要であり、栄養が満ち足りた状態が人が健康に生きられる状態となるとしていまして、現代社会のストレスや負荷により偏ってしまう状態を血液検査で調べ、元の状態、身体が快適な状態に戻すための方法を施していきます。
人は食べたものから得たエネルギーにより生きていますので、食事や栄養指導によって、摂った栄養を補充し、吸収させる、それをどううまくやるかのお手伝いが出来ればと思います。皆様が永く笑顔で、健やかにお過ごしいただけるように、尽力出来ればと思っております。
三田:中国医学と栄養学、それと西洋医学とは考え方、視点が大きく違うのですね。私としては、全く新しい情報をたくさんいただけた気がいたします。
三田:開業から間もないですが、患者様のニーズや提供したい医療は見えてこられましたでしょうか。
原田先生:今来られている患者さんの多くは、現代社会のストレスによって身体と心に不調を感じておられる方が多いです。情報過多、多忙な社会において、コロナ禍という厄災もありまして、かなりのストレスを感じられていて、また食生活も偏ってしまっている、そのような方々がお身体に不調をきたし、いらっしゃっている印象があります。栄養や食べ方を見直すことで、少しでも心身が軽くなるようなお手伝いができればと思っています。
三田:先生のお話をお聞きして、食べるものは大切だなと改めて思いました。保険診療ではなく自由診療という存在のクリニックを開院されたわけですが、クリニックのミッションはどのようなものだとお考えでしょうか。
原田先生:当院では保険診療ではカバーされにくい分野で不調を抱く患者さんに対し、お声だけではなく、鍼灸などを通して身体の声を聞き、少しでも楽になっていただけるよう努めています。
まずはリラックスいただいて、そこから身体を軽快な状態になるように目指していく、心も前向きにする、その過程も大事だなと思います。西洋医学とは異なる視点で診られることは強みでもあるかなと感じています。
三田:先生のお言葉をお聞きしていると元気が出ますね。この渋谷区の奥渋(神山町)という場所を選ばれた理由をお聞き出来ますでしょうか。
原田先生:元々親族所有の事業用物件がありましたのでそこで開業しようというのが発端でした。結果として、代々木公園も近く、自然の力をいただけるような気がするし、松濤や上原から患者さんを集患できていまして、いい場所での開業が出来たと思っています。
三田:大都会渋谷区にありながら自然も感じられる、良い場所ですよね。ご開業されようと思った理由をお聞かせ願いますか。
原田先生:台湾で学んできた素晴らしい中国医学を日本でも広めたい、そして患者さんを救いたいという思いと、家族の都合や今後のキャリアを考えて、開業しようという結論に至りました。元々鍼灸医院を開院していたのですが、鍼灸だけでは効果が足りないなと私は思いまして、医師としてプラス分子栄養療法を加えて患者さんの身体をさらに健康にするお手伝いが出来ればと考えました。
三田:先生がこれまで学ばれてきたことや思いの結晶のような医院なのですね。
三田:開業前に悩みなどはございましたでしょうか。
原田先生:悩みはたくさんありました。特にお金のことでの悩みが大きかったです。しかし結果として、テラスグループのご協力により何とか融資を受ける事には成功出来ましたので、本当に有難いことです。銀行のプレゼンテーションも、一回目は緊張でカタカタ震えてしまっていましたが、何回も回を重ね、プレゼンテーション技術が上達してしまいました(笑)
三田:銀行の方々は、先生が作られたプレゼンテーション資料に感心されていましたよ。診療コンセプトや思いをこんなにたくさんプレゼンテーションされる先生はなかなかいないと仰っていました。保険診療ではなく完全自由診療とのこともあり融資が決まりにくい中で、内装の計画を進めなくてはいけなかったりと、色々なことがありましたが、結果融資を得られて私たちも安心いたしました。テラスグループに開業支援をご依頼いただいたきっかけについてお伺い出来ますか。
原田先生:医院開業を助けてくださる方を見つけようとネット検索をしまして、保険診療の開業コンサルタントはたくさん見つけられたのですが、自由診療のクリニック開院をサポートいただけるコンサルタントはなかなか見つけることが出来ませんでした。そのような中でネット検索をして、たまたまテラスグループを見つけて、お話を伺う機会をいただきまして、その時に診療スケジュールを柔軟に決めたいという何気ないご相談をした際に、「出来る事はあります!」と力強く親身に仰っていただきとても嬉しかったのを覚えています。その時に、この会社にご依頼しようと思いました。
三田:最初お話を伺った時に、保険診療ではない、よくある近所のかかりつけ医のような存在でもない、自由診療の新しいクリニックだなと難しさも感じましたが、うまく開業にまで至れて本当によかったです。開業準備中に不安などはございましたでしょうか?
原田先生:お陰様で不安はあまりありませんでした。テラスグループはしっかり相談できるスタッフの方々がいらっしゃり、非常に楽しく開業準備が出来ました。不安な気持ちに陥りがちな開業準備中に、自分の味方になってくれて、親身に心配してくれて、アドバイスもしてくれて、非常に助かりました。
三田:開業準備中はスムーズにいかないこともあったり、不安な気持ちになる出来事も多いですよね。そのような時にも先生をお支えできたようで良かったです。開業されて、何か変化はありましたでしょうか。
原田先生:お陰様で、患者さんだけではなく、ビジネスパートナーのような方々とも出会いの機会やご縁に恵まれるようになったと思います。新しい仕事も生まれていて、楽しく動いています。
三田:先生がご縁をしっかりキャッチされて、活かそうと行動に移されていらっしゃるのが素晴らしいですね。最後に、クリニックのビジョンをお聞きしても宜しいでしょうか。
原田先生:「分子栄養療法」が良いものであると私は思っていますので、日本全国に浸透したら良いなと思います。国内外に分院が出せたら最高ですね。分院はどこに出そうかなと想像したりしています。
三田:新しい医療のかたちを模索し、患者さん一人ひとりに向き合う原田先生の姿勢を拝見しまして、これからのご発展を弊社としてもサポートさせていただければと思いました。
本日は貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。
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