クライアントインタビュー

医院開業インタビュー | vol.09
#実家の医院を見ていると、社会保険労務士さんと税理士さんが別なのは、やはり結構大変だなと。

テラスグループは医療専門であること、社労士さんと税理士さんが一緒に在籍されていることが決め手です。

上板橋歯科クリニック
圓谷 俊博先生
上板橋歯科クリニック
圓谷 俊博先生
平成30年10月 上板橋歯科クリニック開院
東武東上線上板橋駅から徒歩3分、角地にあり、明るい陽の差し込む「上板橋歯科クリニック」。スタッフと患者さんを引き継ぐ形で承継開業された圓谷先生に、承継だからこそ心がけたことなどを語っていただきました。(取材日:平成31年4月24日)

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):開業されてちょうど半年ほど経ちましたが、まずは、開業を決意されたきっかけについて教えて下さい。

圓谷先生実家が医科と歯科医院を営んでいたこともあり、勤務医のころから「いつかは開業を」と考えていました。実際には、歯科大学を卒業後、勤務医として研鑽を積んでいく中、自分の責任の下で、自分のやりたい診療や育てたいスタッフの方向性が定まってきたので、開業を考え始めました。あとは結婚して子供を授かり、人生設計について真剣に考えるようになったことも大きいですね。

笠浪:最初から承継開業を希望されていましたか?

圓谷先生はい。歯科医院の数はコンビニより多いと言われている時代ですから、最初からあまり多くの資金をかけるリスクテイクはせず、居抜き物件での承継開業を、と考えていました。

笠浪:こちらの物件は早々に出会われたと伺っています。

圓谷先生そうなんです。探し始めてすぐに出会い、一旦、他の物件も見てみたのですが、こちらは自宅からも近く、駅前というのが気に入り、ここで開業したいなと思いました。ただ、前医院の先生が希望された承継のタイミングと、私が開業できるタイミングが合わないという問題がありました。当初勤めていた医院から、「もう少し勤めてほしい」と引き留められていたものですから。ですが、実際に前医院の先生とお会いしてお話をしたところ、私のことを気に入ってくださり、待ちましょうとおっしゃっていただいたので、無事に承継することができました。

笠浪:承継物件は1点ものですから、いい出会いがあって、何よりでした。

笠浪:開業前に不安に思われていたことはございますか。

圓谷先生承継ならではの悩みだと思うのですが、スタッフも患者さんも引き継ぎましたので、しっかりついてきてくれるのかと、それがとにかく心配でした。特にスタッフは一緒に働く仲間ですから、とても大切です。合う、合わないがあるのは当然だと思っていましたので。

笠浪:開業から半年ですが、みなさん変わらず働き続けられていますね。

圓谷先生はい。実際にスタッフに会ったのは承継を決めてからだったのですが、とても優秀な方たちばかりで、助かりました。

笠浪:承継でいちばんネックとなるのが、実はスタッフと言われています。圓谷先生のクリニックのように、元からのスタッフが、先生が変わられてもそのまま長く勤務されるというのは、レアケースなんですよ。先生のお人柄だと思います。

笠浪:患者さんの引継ぎもスムーズでしたか?

圓谷先生実は承継の1~2か月前から非常勤としてこちらで診療させてもらい、患者さんに直接ご挨拶するようにしたんです。そのおかげか、そのまま通ってくださる方が多いですね。地域の方が多く通われるクリニックですから、いきなり歯科医師やクリニックの雰囲気が変わると患者さんも戸惑われるかなと思い、先にご挨拶させてもらいました。

笠浪:患者さんの気持ちに寄り添われていて、素晴らしいですね。クリニック名を引き継がれたのも、そういった意味合いからでしょうか?

圓谷先生そうですね、名前が同じだと安心感もありますから。それに、「駅名+歯科」の名前は新しい患者さんにとっても認知しやすいですし、SEO対策にもなりますから、そのまま引き継ぐことにしました。

笠浪:弊社が先生にお会いしたのは、物件が決まってからでしたので、事業計画や資金面、採用を主にお手伝いさせていただきました。弊社にお任せいただいた決め手をお聞かせ願えますか。

圓谷先生やはり医療専門であること、それから社会保険労務士さんと税理士さんが一緒に在籍されていることが決め手です。安心してお任せすることができました。実家の医院、歯科医院を見ていると、社会保険労務士さんと税理士さんが別というのはやはり結構大変だなと思っていましたから。

笠浪:弊社には行政書士も在籍しておりますので、行政機関への手続きもお引き受けしています。先生には「これはこっち、あれはあっち」と出向いていただく手間をかけることなく、診療に集中していただきたいというのが、私どものモットーです。なんでもご相談いただければと思っています。

笠浪:実際に開業手続きをお任せいただいて、いちばんお役立てできたことは何だったでしょうか。

圓谷先生主に2つあります。1つ目は、融資と資金のやりくりのアドバイスです。運転資金に余裕が出るようにしてくださったんですが、それが良かったなと思っています。歯科では、例えばユニットが一つ壊れて急遽入れ替えとなった場合、金額が大きいので、手持ちの資金に余裕がないと厳しいですから。

笠浪:ぎりぎりの運転資金でやりくりされる先生もいらっしゃるのですが、そうすると精神的に余裕がなくなることが多く、スタッフに「早く帰りなさい」と言ってしまうなど、節約の意識が前面に出てきてしまい、クリニック全体の悪印象にもつながってきます。資金に余裕をもっていただくのはとても大事なんですよ。多いくらいでちょうどいいと、私たちは考えています。

圓谷先生診療にも影響が出てきますよね。テラスさんからは、多くの歯科クリニックを見てこられたからこそのアドバイスが頂けるので、とてもありがたいと思っています。

もう一つは労務面です。スタッフを引き継ぐ際に面談が必要になったのですが、テラスの社会保険労務士さんが私とスタッフの間に入ってくださったのがとても助かりました。直接では話しにくいこともありますから。雇用契約書の作成なども、私一人では対応できないので、とても安心感がありました。それと、以前の先生の時はスタッフがあまり有休をとっていなかったようなのですが、そこをどう引き継ぐかなど、前の社会保険労務士さんとも直接やりとりいただき、感謝しています。

笠浪:お役に立てて嬉しく思います。

笠浪:開開業後、引き続き税務・労務共にお任せいただいておりますが、税務担当の寺本はいかがでしょうか。

圓谷先生初めての医院経営ですので、分からないことが多い中、寺本さんには会計報告などで的確なアドバイスをいただき、助かっています。

笠浪:ありがとうございます。これから開業される先生に弊社をご紹介いただけるとしたら、何と薦めていただけますか。

圓谷先生テラスさんなら窓口一つで開業に必要な全てをお任せできることです。開業準備は細かい手続きなどすべきことがたくさんありますが、テラスさんにお任せすれば、抜け漏れもなく全てやってくれるとお薦めできます。

笠浪:最後に、開業されていかがですか。

圓谷先生最初はやはり不安でしたが、半年たち、もとからの患者さんも引き続き通ってくださり、スタッフとも良い関係を築けています。おかげさまで最初の事業計画よりも売上目標を達成できそうですし、自分が思い描いていたような流れになってきているので、開業して良かったと思っています。
プライベートにもいい影響が出ていますね。勤務医時代は子供も小さく、私が平日休みでも一緒にいる時間を持てましたが、幼稚園に上がると、私は休みでも子供はいないので、開業して日曜に休めるのは良かったと実感しています。家も近いので、家族との時間が増え、またそれが仕事へのモチベーションにつながっています。

笠浪:ご家族も安心ですね。いい状態になってきていて、私どもも嬉しく思います。よろしければ今後の抱負を教えて下さい。

圓谷先生これからは新しい患者さんを増やしていきたいですね。ただ、あまりに増やしすぎて、もとからの患者さんが違和感を感じるようになることは避けたいので、少しずつと思っています。ゆくゆくは法人化して分院なども考えたいですが、来てくださる患者さんお一人お一人に満足していただくことを大事にしたいですし、人もきちんと育てていきたいので、まずはこの医院でしっかり地固めをと考えています。

笠浪:とてもいいスタートを切られており、ぜひ引き続きサポートさせていただければと思っています。税務・労務とも、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

担当者紹介

佐藤 祥子 (執行役員)
2014年入社。税理士法人テラス執行役員。

滋賀大学経済学部卒業。大学卒業後10年間大阪の会計事務所に勤務した後、代表である笠浪の大学の後輩だった縁で2014年に税理士法人テラスに入社。前職の経験を活かし、入社当初から事業規模を拡大する当社の社内管理体制の構築を担い、社員の採用、業務の効率化に貢献する。
また開業支援や医院経営、相続・承継においてクライアントの要望を引き出し、所属の税理士、社労士、行政書士との橋渡し役を担っている。
「申し訳ないくらい何もかもお任せしている」などクライアントからの信頼も厚い。
今後の目標は社員にとって働きやすく、クライアントにとって満足度の高い税理士事務所となるように社内の体制を確立すること。

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