医院経営上の細かな事務手続きは全て自分でやっていましたので、そういった診療以外の面倒なお仕事を全てテラスグループにお任せできるようになったのが助かります。本業である診療に集中できますから。
税理士法人テラス 生田 佳宏(以下、生田):飯田先生は開業されてから7年目で医療法人化されましたが、まずは医療法人化されようと思ったきっかけから教えて下さい。
飯田先生:税金対策を考えてのことです。開業して6年目を過ぎたころに概算経費の枠を超えそうになりましたので、そろそろ医療法人化するタイミングかな、と思い立ちました。
生田:当時の税理士さんからの助言等ではなく、先生ご自身でお決めになったと記憶しています。
飯田先生:はい。その時にお願いしていた税理士さんは特に医療を専門にされていたわけではなかったので、医療法人化についてのアドバイスはありませんでした。毎月の収支の数字を見て自分で判断したことです。
ただ、医療法人化しようと思ったものの、頼む伝手もなかったので、インターネットで医療法人設立を頼めそうな会社を探しました。
生田:弊社のホームページをご覧になって、お問い合わせをいただいたのでしたね。
飯田先生:そうです。医療法人化を機に、税務も医療に詳しいところにお願いしようと考えていて、何件かコンタクトを取り、お会いしました。それぞれの会社に医療法人化のプロセスと料金等についてご説明いただき、最終的には税理士法人テラスさんにお願いすることにしました。
生田:ありがとうございます。弊社に決めていただいた理由をよろしければお聞かせください。
飯田先生:税理士法人テラスさんは、医療法人設立手続き担当の行政書士さん、それから税務担当の税理士さんはもちろんのこと、テラスグループとして社会保険労務士さんもいらっしゃるので、まとめてお願いできてこちらも手間が省けることに魅力を感じました。医療法人化を機に常勤スタッフを増やしたいと考えていましたので、社会保険労務士さんも必要になりますから。
生田:弊社にお任せいただく上で、不安などはございましたか。
飯田先生:誰かの紹介というわけではありませんし、インターネットでのアポ取りでしたので、どういう会社なのか、どんな人がいるのかもわからず、そこが不安と言えば不安でした。ただ、ご担当者の方とお会いして一通りご説明をお聞きし、トータルでお願いできるのがとにかく魅力だなと思い、思い切って決めました。
生田:医療法人化のメリット・デメリットのご説明と共に、医療法人化による節税のシミュレーションをさせていただいたかと思います。医療法人化そのものの手続きはいかがでしたか。特に大きな問題もなく、順調に進んだと思いますが。
飯田先生:スケジュール通りに進みましたし、全て税理士法人テラスさん主導でやっていただいたので、大変助かりました。ほぼ丸投げさせてもらって。
生田:医療法人設立には様々な行政手続きが必要になります。準備して頂く書類も多かったと思いますが、そこまでご負担には感じられていなかったようで、安心しました。
実際法人化されていかがでしたでしょうか。期待通りの節税の効果はございましたか。
飯田先生:そうですね。医療法人化はメリットが出るかどうかのタイミングの見極めが大事だと思っていて、私はあのタイミングで良かったですね。
あとは、医療法人化を機に、法人経費で自分の生命保険にも加入しましたので、将来の保証も担保され、安心感を得られました。
それと、これは医療法人化後改めて実感したことですが、個人と法人の収入の線引きができるのがとてもいいですね。もちろん医療法人化前も口座を分けていましたが、銀行が違うだけで「どちらも自分のお金」という感覚でした。それが、今は完全に別口になったことで、それぞれのお金の流れも非常にクリアになり、とても良かったと思っています。
生田:その点をメリットとして実感いただける先生は多いですね。
生田:医療法人化後、税務や労務もお任せいただいていますが、テラスグループがお役に立てたことはございますか。
飯田先生:税理士法人テラスさんにお願いするまでは、医院経営上の細かな事務手続きは全て自分でやっていましたので、そういった診療以外の面倒なお仕事を全てお任せできるようになったのが助かります。本業である診療に集中できますから。
税理士さんとしても、やはり医療専門なので話が早いですね。質問しても回答が戻ってくるまでの時間が短いので、助かっています。これまでたくさんのクリニックで様々なケースを扱ってこられた経験があるからこそだと思っています。顧問料はそれなりにかかりますが、そこは価値があると実感しています。
労務も、医療法人化後、スタッフの出入りが落ち着かない時期があったのですが、テラスグループの社会保険労務士さんから色々とアドバイスいただき、ほどなく安定しましたので、その点も感謝しています。
生田:お褒めいただき嬉しく思います。現在の税務・労務担当者の評価をいただけますか。税務は私が担当させていただいておりますが、遠慮なくおっしゃってください。
飯田先生:問題ないですよ。定期訪問以外でも、分からないことがあるとメールでお聞きしていますが、すぐに対応いただいています。
労務に関しては、先日、社会保険労務士の方からキャリアアップ助成金のご提案があったりと、必要に応じてのアドバイスをいただいています。あとは基本的にスタッフの出入りがあるときに手続きを依頼しています。
生田:そうおっしゃってくださり安心しました。もしお気づきの点等ございましたら、いつでもご連絡ください。
今後、医療法人化を考えておられる先生に弊社を薦めていただけるとしたら、何と言っていただけますか。
飯田先生:安心してお任せできるということです。やはり医療専門であり、医療法人化もたくさん手掛けておられるということで、そちら主導で漏れなくやっていただけるところがおすすめできますね。
生田:最後に、これからのビジョンなどございましたら教えて下さい。
飯田先生:近年感じているのは、一昔前と異なり、患者さんが医師に要求するレベルが上がってきているな、ということです。これまでも心がけてきたことではありますが、これまで以上に、患者さんのお話をしっかり聞いて、治療について納得いくまで説明するなど、丁寧な対応をとることを大事にしたいと考えています。
診療内容そのものについては、一般的な耳鼻咽喉科に加え、最近では舌下免疫療法や睡眠時無呼吸の患者さんも来院されますので、そういった分野にも対応できるようにしています。あとは、例えば手術が必要だったりするような、このクリニックでは対応が難しい患者さんを、的確な病院へつなぐことですね。重い中耳炎、副鼻腔炎、外傷や腫瘍の患者さんなどです。どこの病院でも対応は可能な症状ですが、それぞれ教授の専門性により、得意な分野、不得意な分野がありますから、そういったところを考慮してご紹介し、患者さんが引き続き安心できる医療を受けられるようにと考えています。
生田:設備の整った信頼できる大きな病院につないでいただけるのは安心ですね。このあたりは外国人の方も多いですが、駅前ですから、そういった方も受診されることはありますか。
飯田先生:ありますよ。アジアの方が多いのですが、英語が通じなかったりすると、スマホの翻訳機能を駆使して診察しています。見たことの無い薬について聞かれたりするので戸惑うこともあります(笑)
生田:これからも外国人の患者さんは増えそうですね。
飯田先生:そうですね。柔軟に対応していきたいですね。医師には定年がありませんから、自分のペースでできるだけ長く続けていきたいと思っています。子供が跡を継いでくれたらいいですが、そうでなくても、医療法人化しておりますので承継も可能ですし、安心です。
生田:弊社でもこれまで同様、税務・労務・法務ともに、しっかりサポートさせていただきます。
担当者紹介
生田 佳宏 (副代表)
2013年入社。税理士法人テラス副代表。
税理士法人テラス副代表。会社経営にも携われる仕事をしたいという思いから税理士事務所を複数勤務。前職の大手税理士法人では医療部に配属される。笠浪代表とは前職の同期で、一緒に経営に携わり会社を育てていきたいと考えて2013年に税理士法人テラスに入社。テラスの入社第1号。
税理士業務のみならず、現在は人事採用担当、及び労務・法務を含めた社内の管理業務をこなす副代表として当社を全面的にサポートしている。
「何でも相談できて、親身に対応してくれる。」とクライアントからの信頼感も強い。
現在の当社での目標は、「社員全員が長く働きたいと思えて、やる気を継続できる雰囲気の良い会社」にすること。年々規模を拡大させていく当社の業務を円滑に進め、雰囲気の良い会社作りができるように日々努めている。
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