代表コラム

2024.06.26

戦略的マネジメントゲーム(戦略MG)を社内研修で実施(羅針盤vol.129 代表笠浪のブログ)

外部講師をお呼びして戦略的マネジメントゲームを実施しました。
戦略MGは、セミナー形式の研修とは異なり、参加者ひとりひとりがゲーム形式で会社を起業し経営し、経営活動のさまざまな意思決定を実践していくアクティブ・ラーニングです。
ゲームによって経営を疑似体験し、参加者同士で経営成績を競いながら楽しんで、経営戦略思考と実務に役立つ会計思考を学ぶことができます。
この戦略MG は、40 年以上の歴史があり、企業では1 万社以上、教育機関では800 校以上が採用し、これまで500 万人超が受講されています。
今回は辻堂の神奈川オフィスにて、私を含め24 名が参加しました。6 人4 テーブルです。社内研修の価値は共通言語ができることです。現場を止めて同じ空間で時間を過ごし、自分自身が感じとったことや考えていることをシェアしました。
この戦略MGの目的は1 つ。どうやったら会社が儲かるか。この目的にフォーカスして、24 名の経営がスタートしました。倒産が3 社…4 社…現金がなくなると倒産です。
経営者にとっては会社の売上や利益は身近なことですが、スタッフにとっては非日常です。常に現金残高を気にして、固定費F をかけても良いのか、価格P と数量Q を何度も考え直し、最後は意思決定。この感覚が経営者マインドです。5 期目の決算書作成が終わった後には、社内の税務チーム、労務チームに分かれて、実際の現場でのP 戦略、V 戦略、Q 戦略、F 戦略を考えました。そして模造紙に大きく書いて、最後は決意表明です。いつまで、誰が、何を実行するのかコミットメントを行いました。
この研修でスタッフは成長し、組織の成長につながったことを確信しました。いつか、クライアントにも提供できるように、私も研鑽を積んでいきます。
笠浪真