税理士法人テラス パートナー遠藤 由美子
神奈川県の税理士事務所で、主に相続案件を約25年担当し、相続税対策や遺産分割などのあらゆるケースを知り尽くす。その後独立。税理士法人テラスとしては決算の申告や相続対策、再生支援などを担当する。
相続対策では、主に相続税申告書の作成、修正申告、遺言書の作成、二次相続対策などに従事。多額の相続税が発生しがちなクリニックの適正な納税額の納付と、遺産分割に努める。再生支援では資金繰りが悪化しているクリニックの事業再生を担う。長年の会計事務所の経験をもとに、困難な問題も解決に導いている。
現在、税理士資格を取得するための大学院に進学し、仕事と論文の執筆の両立に努めている。
もともと他の会計事務所に勤めていた頃から相続を24~25年担当しており、こちらでも相続対策をやらせていただいています。相続対策の他、再生支援、そしてテラス社内の決算申告と年末調整もやらせていただいています。
相続対策については、かなり大きな案件をやらせていただいています。
例えば最近の大きな案件ですと、相続税の修正申告、二次相続や遺言書の作成について対応させていただきました。
相続税の対象となる方は、全国的には少ないのですが、開業医の先生は保有資産が多額になるケースが多く、相続税の対象となることが多いです。
遺産分割については、相続人が納得する分割方法や、様々なパターンで税金がどうなるかを算出して、被相続人に提案しています。
テラスでは、今までにないようなケースや大きな案件をやらせていただいますが、相続案件は長年携わっているので、やりがいを感じています。
再生支援とは、資金繰りが悪化しても自己破産に陥らずに事業再生できるように支援することを言います。当然、問題に直面している開業医の先生は不安なので、様々な質問を受けながら対応します。
キャッシュフローがいつまで持つのか、将来どうなるのか、不安を取り除けるようにフォローすることを心がけています。また銀行に、どのように事業を回復していくかといったことを、何回か説明に伺わないといけません。
税金を滞納していれば国税局とのやり取りも発生します。税務署ではなく国税局と直接やり取りする機会はめったにありません。国税局と税務署の立場の違いも肌で感じることができ、大変でしたがとても勉強になりました。
例えば、先生ご自身で作られた相続税申告書を私が修正したところ、「やはりプロは違うな」と言っていただいたことがあります。
実際に先生が当初想定していた納税額の半分程度の納税で済んだ案件でした。節税するのは会計人として当然の役割なのですが、税務署と折衝して適正な納税額になるように修正したのは評価していただけたと思います。
私は他の会計事務所の代表をしながら、テラスの職員としても勤務している形態を取っています。
私がテラスの案件を引き受けることもありますし、私の持っている案件をテラスの税理士の資格を持っている方にお願いすることもあります。
経緯としては、もともと神奈川県にある税理士事務所に25年ほど勤めていて、そちらで相続対策などを長く担当していました。しかし、先代の税理士先生が亡くなった頃から、周囲のアドバイスもあり独立を考えるようになります。
当時一緒に働いていた方が、たまたま笠浪さんと知り合いだったので紹介していただきました。面接に伺い、自分の持っている案件についてもお話したところ、「お受けしましょう」と言っていただき、今の形態を取らせていただいています。
私が以前勤めていた税理士事務所は、新規案件が少なく、固定のクライアントがほとんどで、やや保守的な風土でした。
一方で、テラスはどんどん新規案件を増やしているので少し驚きでした。会計事務所のなかでは革新的な印象で、同じ会計事務所でも見える景色が違うように感じています。
クライアントを獲得する方法を模索したり、ホームページなどのWeb戦略に力を入れたり、今の会計事務所のなかでは最先端をいっていると思います。このように会社組織の発展に向けて、いくつも思案されて実行しているのは尊敬します。
クライアントから「あなたが税理士にならなければいけない」と言ってもらっており、税理士資格の取得を目指し、現在大学院に通っています。
卒業すれば2科目が免除されるので、今は仕事と両立しながら論文を書いているところです。
もちろん、税理士になっても、テラスさんとは仕事で関わっていきたいと思っています。
祖父や母がずっと言い続けている「為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけり」(やればできる、できないのは努力が足りないから)という言葉です。
大学3年生になる娘がいるので、一緒に旅行に行くなど、なるべく時間を共有できるようにしています。
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