最近、相続税のご相談をいただく機会が増えています
平成27年1月からの相続税改正を控えてというのもあるのでしょうが、
弊社が金融機関と組んで、首都圏の各地で相続セミナー・個別相談会を開催させていただいているのも影響しているように思います。
4月下旬には、秋田県のお客様よりご依頼いただき、所有不動産の現地調査に行ってきました。
私自身、初めての秋田県。きちんと行うべき仕事を終え、帰りのフライトまでに時間があったので、観光にも行ってきました。
広大な八郎潟、男鹿半島では本物のなまはげ体験、角館の桜(ちょうど満開でした)、まだ雪が残る乳頭温泉など。
比内地鶏やきりたんぽ鍋も美味しくいただきました。
相続という仕事は、表面的には、お亡くなりになられた方の財産やお墓などをご家族やご親族に引継ぐ手続きになりますが、手続きを進めていく中で、その方の「思い」に触れることがあります。
決して遺言書の中には記載されない「思い」です。特に現地調査のときに感じます。
そこを組み取って仕事ができれば、結果的にご家族からはとても喜んでいただけるように思います。
首都圏を中心に一昨年は福岡、昨年は奈良、今年は秋田。各地の文化に触れながら、感謝される仕事。
相続の仕事は、私の楽しみの一つです。
●相続税改正 基礎控除額の引き下げ【平成27年1月1日以後に開始する相続につき適用】
相続税の計算上控除できる基礎控除額が引き下げられる。
これにより、これまでは相続税の課税対象とならなかった方についても、今後は相続税の申告が必要となる可能性がある。
現行 | 改正案 |
5,000万円+1,000万円×法定相続人の数 | 3,000万円+600万円×法定相続人の数 |
笠浪真
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