12月12日、政府与党から2020年度の税制改正大綱が公表されました。
今回の税制改正のねらいは、「投資への流れ」を生み出すことと言われています。
持続的な経済成長に向けて、企業が持つ巨額の内部留保をベンチャー企業への投資に呼び込んだり、
関連技術の世界的な開発競争が激しい次世代通信規格「5G」の普及を後押ししたりといった優遇措置が柱にあげられます。
また、「人生100年時代」とも言われる中で、
個人の資金を安定した資産形成に振り向けるための政策も盛り込まれています。
子どもの貧困対策として、配偶者と死別・離婚したひとり親の税負担を軽減する「寡婦(寡夫)控除」を未婚の人にも適用されます。
税務の現場で実務を扱う税理士としては、
はたして、政府のねらい通りの成果が引き出されるのであろうか・・・疑問に感じます。
さて、当社では、毎年のとおり、
2020年度税制改正を解説する研修会を3月に予定しています。
税制改革大綱は政府与党の経済政策の方向性を知ることができます。
税制の変化はビジネスのチャンスでもあります。
ご興味ある方はぜひご参加ください。
今年も1年間ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
P.S. 去る12月1日、晴天のなか、湘南国際マラソンを無事に完走しました。
3月の東京マラソンに続き、ゴールまでめげずに走りきれたことが自信になりました。
応援・声援いただいた皆様、ありがとうございました。
笠浪 真
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