書籍出版のお知らせ

クリニックの税金対策(中古車の購入)

ライフステージ:開業3年目〜5年目

フェーズ:医療法人化フェーズ


執筆者:佐藤 隆行
千葉県出身

2015年入社。
手に職をつけようと思い簿記の資格を取得し、2015年に税理士法人テラスに入社。 入社以来、税務会計業務、医療法人設立コンサルティング業務を一貫して担っている。1年近くかかり、かつ手続きが複雑な医療法人化をスムーズに支援することから院長から信頼が厚い。医療法人設立後に「医療業界に詳しいテラスさんに」と引き続き税務担当を任されることも多い。またマネージャーとして、部下の育成を行う。 仕事で心がけていることは、各々の院長のライフステージに合わせ、求められることに着実に応えていくこと。
クリニックの税金対策(中古車の購入)

 

Q : 開業して3年目になります。クリニックの税金対策として何かできることはありますか?

「税金対策のために事業用の中古車を買った。」
「4年落ちのベンツを買うと節税になる。」
こんな話を耳にされたことはありませんか?

なんとなく聞いたことはあってもなんだか今一つピンと来ない、なんで新車ではなく中古車なの?と疑問に思われる先生方も多いかと思います。
開業して3年目、医院が徐々に軌道に乗り利益が増え始めると、税金の金額を少しでも下げたいと考える先生もおられます。
例えば税金対策の1つとして、中古車の購入を検討されてはいかがでしょうか?

【法定耐用年数を全て経過している資産の場合】

中古車の耐用年数=法定耐用年数×20%

【法定耐用年数の一部を経過している資産の場合】

中古車の耐用年数=(法定耐用年数ー経過年数)+(経過年数×20%)

※小数点以下(1年未満の端数)は切捨て。耐用年数が2年未満の場合は2年。

①新車

法定耐用年数:6年
1200万円÷6年=200万円

②中古車(4年落ち)

中古車の耐用年数=(6年ー4年)+(4年×20%)
=2.8年→2年
1200万円÷2年=600万円

上記のように、中古車の方が1年間で経費にできる金額が多いため、短期的に大きな税金対策になることがあります。
ただ、税金対策になるからという目的の為だけに必要でもない車を購入することはお勧めできません。
医院の状況によっては、税金を多少払ってでも手元に現金を残しておいた方がよい場合もあります。

うちの医院はどうだろう?
そう思われたら、税理士法人テラスにぜひご相談ください。

“医療法人化”カテゴリーのよくあるお悩み一覧

Q16: 借り換え・追加融資などの資金調達
Q17: SEO対策
Q18: 社会保険
Q19: 医療法人化
Q20: 税金対策(中古車の購入)
Q21: 定期訪問(経営方針の見直し)
Q22: 税務調査


実際に税理士法人テラスが医療法人化フェーズをお手伝いした先生にお話を聞いてみました。


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