7月末に祖母が亡くなりました。
享年100歳、大往生でした。昨年、京都市からも長寿を表彰されました。
祖母には小さいときから何かと可愛がってもらっていました。
お墓参りに大谷本廟へ連れて行ってもらうと、決まって清水寺のふもとのうどん屋さんで「きつねうどん食べたい」とせがんでいたことが懐かしいです。
私の実家は、京都で呉服関係の商売をやっていました。古くは天明7年(1781年)からの過去帳が残っているので、240年以上は京都にいたようです。
戦前は多くの職人が住込みで仕事をしていた時期もあったようです。今は廃業しています。
今から思えば、祖母が元気なうちに、もっと実家のこと、商売のこと、京都のことなどを聞いておけばよかったなと後悔しています。
職種も場所も違いますが、自分も職人(税理士は帳簿を作る職人だとも言われています)となり、
経営者になる道を選びました。
もしかしたら、小さいときから知らず知らずに祖母の影響を受けていたのかもしれません。
安らかに眠ってください。おばあちゃん、ありがとう。
笠浪 真
この記事へのコメントはありません。