消費税がいつから10%になるのかご存知ですか?
消費税は当初3%から5%になり、最近8%になり、2019 年(来年)10月からは10%となることが法律上は決まっています。
また、10%の引き上げ時には飲食料品等を中心に軽減税率8%も導入される予定です。再び消費税の増税前には、駆け込み需要がおこるのでしょう。
増税後に値下げされにくいものは、事前に買っておいた方がお得感があります。例えば、マイホーム、車、ブランド品、化粧品・・・
ビジネスにおいても、消費税増税の影響を強く受けます。
一般的に消費税増税は、利益が下がり、資金繰りが悪化してしまいます。例えば、不動産業や建設業は、増税前の駆け込み需要があります。しかし増税後は、消費が冷え切ってしまうことが予想されます。おそらく、前回同様に増税後には住宅ローン控除の拡充といった税制上の優遇的な配慮がされると思われます。
また、病院や診療所などの医療機関も影響を受けます。医療機関が医療の対価として受け取る診療報酬は非課税ですが、医療機器などの仕入れには消費税が課税されるからです。
こちらも8%への増税時と同じく厚生労働省の配慮で、初診・再診料の引上げが検討されているようです。
今後の政策的な動きから目が離せません。
消費税増税にあたり、準備はできているでしょうか?
まずは決算・節税対策・設備投資から。長い目で、事業承継・相続対策にも有効です。
今ならまだ間に合います。
笠浪真
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