3.11 東日本震災から3年。犠牲になられた方々へ心からご冥福をお祈りします。
震災の日は、新宿の超高層ビルの中で確定申告の追込みの仕事をしていました。
そして、隣のビルとぶつかるのではないかと思うぐらい、ものすごい大きな揺れ。
窓からは品川方面にドス黒い煙が見え、東京が火の海になるのかと身の危険を感じました。
その日は帰宅難民になり、翌日、家族の無事を確認して、涙したのを覚えています。
3月末に国内大手税理士法人を退職。
計画停電やガソリンが買えなくなる中、平成23年4月1日に笠浪税理士事務所は、茅ケ崎の自宅一室でひっそりと開業しました。
さらに、翌5月には第2子が誕生・・・
やるしかない。「お願いします」。頭を下げてどんどん仕事をとっていこう。
逆境・不況なんて言い訳にできない。そんな心境だったことを覚えています。
その後、東京虎ノ門にオフィスを移転。良きクライアントやスタッフ・ビジネスパートナーにも恵まれました。
そして、間もなく開業3年目を迎えようとしています。
思い返せば、いつも支えていただいている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこれからもこの感謝の気持ちを忘れずに。
私にとって3.11は悲しい震災のことを思い出すとともに、自分自身の起業の原点であることにも気付かされます。
「人生すべて当たりクジ、感謝あり」1月の講演会での塙先生の言葉にも救われます。
まだまだ若輩者の経営者ですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
笠浪 真
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