私は、税理士になる前に、経営学大学院を修了しました。
MBA(経営学修士)といえば知名度はありますが、アメリカに比べて日本の場合はアカデミックな要素が強いと言われています。
専攻していたのはマーケティング。その中でもPPM分析に興味をもっていました。
ウィキペディアによると、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(略称PPM)とは、
経営資源を最適に配分することを目的として、
ボストン・コンサルティング・グループが1970 年代に提唱したマネジメント手法です。
図表の縦軸に市場成長率を、横軸に相対的マーケットシェア(市場占有率)をおいて、
現在の自社の事業や商品・サービスが図のどこに位置するかを分析して、
その結果を基に、事業ごとの方向性と経営資源配分のウェイト付けを行ないます。
院生のときは、何となくでも理解と暗記をしていたPPM。
「金のなる木」から「問題児」に投資する。
「問題児」を「花形」に育てる。
「花形」を「金のなる木」にもっていく。
「負け犬」は撤退。でも新規事業にはチャレンジする。
いざ、現在の弊社の事業をPPMにあてはめてみると、とても多くのことに気づかされます。
既存の事業をどのように展開していくのか。
さらに展開するのか。
それとも撤退するのか。
先人の知恵を実務で活かしていきたいです。
ご興味のある方はお声掛けください。
笠浪 真
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