医院運営インタビュー: File_01

税理士法人テラスが実際にサポートを行なった
医院の先生に、お話を伺いました。

医療法人社団 きぬた会 きぬた歯科 羅田 久和先生

https://kinutasika.com/
神奈川県横浜市・鴨居で開業されて26年、一般歯科診療のみならず、インプラント治療で成功をおさめられているきぬた歯科の羅田先生に、歯科医院の運営で大切にされていること、また、税理士事務所に求めることなどについて、お話を伺いました。(取材日:平成30年10月25日)

インプラントは、患者さんが納得し、喜んでいただける、数ある歯科治療の手段の一つという考え方であり、根底には「患者さんの健康を歯科の面からサポートする」という思いがあります。

税理士法人テラス代表・笠浪真(以下、笠浪):きぬた歯科は開業されて26年、一般歯科診療はもちろんのこと、力を入れておられるインプラント治療では、埋入本数実績は国内最高レベルとなっていますね。素晴らしい成果を上げていらっしゃいますが、歯科医院を運営する上で大切にされていることを教えてください。
羅田先生:まず大事なことは、「世のため、人のため、社会のために貢献したい」という思いです。患者さんの立場に立ち、患者さんに本当に満足していただける治療に最善を尽くすことを大切にしています。
インプラントも、今でこそ専門の施設を構えていますが、実際来院されている患者さんの7割は保険診療の方。自由診療は3割です。インプラントは、患者さんが納得し、喜んでいただける、数ある歯科治療の手段の一つという考え方であり、根底には「患者さんの健康を歯科の面からサポートする」という思いがあります。

笠浪:医師としての大義をとても大切にしておられますね。それにしても、歯科医師11人、スタッフ全体では40人と、これだけ大きな歯科医院はそうないと思います。
羅田先生:もちろん最初からそんな大所帯だったわけではありません。親や親戚に歯科医師がいたわけではなく、私が一から作り上げた医院ですから。医院運営も初めての経験でした。

未熟なスタッフしか集まらないのは、自分自身が未熟だったせい。

笠浪:26年間歯科医院を運営されてきた中で、先生が大事にされていることを教えて下さい。
羅田先生:歯科医院では、歯科衛生士や受付など、人を雇うことは必須ですから、コミュニケーション能力がとても大事だと考えています。いい人材を集められるかどうかが、成功の鍵を握っていると言えるのではないでしょうか。

笠浪:これまでにスタッフで苦労されたご経験などはございますか。
羅田先生:もちろんありますよ。最初からこんなに上手くいっていたわけではありません。医院を閉めようかとまで考えたことは、実は26年の間に3回ありまして、そのうちの1回はスタッフに一斉に辞められたことです。スタッフとの関係が上手くいっておらず、お互い不満を抱えていた矢先のことでした。でも、今思えば、それが転機でした。未熟なスタッフしか集まらないのは、自分自身が未熟だったせい。自分自身が成長し、人間性を高めていくことによって、前向きなスタッフが自然と集まってくれるのだと気づかされました。その経験が今、生きています。窮地を乗り越えたときに人は大きく成長します。ピンチはチャンスなのだと捉えるプラス思考もとても大切ですね。

思い切った広告展開に踏み切れるかどうかは、歯科医師として一代目か二代目かによると思っています。

笠浪:『きぬた歯科』と言えば、大きな看板が目に留まりますね。広告展開に力を入れられるようになったきっかけを教えていただけますか?
羅田先生:自分が挑戦したいかどうかに尽きると思います。これは私の個人的な考えなのですが、思い切った広告展開に踏み切れるかどうかは、歯科医師として一代目か二代目かによると思っています。歯科といえば承継が非常に多い世界ですが、子供は自然と目の前の親がモデルになりますから、それを超えようとはなかなか思わないのではないでしょうか。
私は周囲に歯科医師がいないので、特に手本もなかった。自分より優れているライバルを見つけて、どうやったら超えられるかを真剣に考えていました。だから思い切った冒険ができるのだと思っています。それに、人生は限りあるもの。死ぬ間際に「テレビCMをやっておけばよかった」と後悔したくないですから、体力のあるうちに、やってみたいことはどんどん挑戦していきたいですね。今では、八王子で開業している弟の『きぬた歯科』が最大のライバルです。

笠浪:最近は新たに電車広告も始められましたね。
羅田先生:笠浪さんにアドバイスいただいて、実際沿線に乗ってみたら、「これはいい!」ととても気に入ったんです。自分では思いつかなかったので、実にいい提案をしていただき、感謝しています。

このまま息子に「はい、どうぞ」とこの医院を継がせようとは、今のところ考えていません。

笠浪:ありがとうございます。さて、承継の話が出ましたが、まだ先の話ですが、羅田先生は将来の後継者をどのようにお考えですか。
羅田先生:まだまだ現役でいるつもりなので、真剣に後継者のことは考えていないのですが、現在、歯学部に通う子供がいますので、いろいろ迷うところです。
以前、笠浪さんと会食した際に、「医院をそっくりそのまま子供に引き継いでも上手くいかないことが多い」と言われ、それがとても印象に残っています。私自身、自分で開業して、数えきれないほどの苦労の連続でしたが、それは確実に糧になっているし、だからこそここまで成長してこれたのだと自負しています。そんな経験を子供にも味わってほしいので、このまま息子に「はい、どうぞ」とこの医院を継がせようとは、今のところ考えていません。でも、もし息子が別の場所で開業して、税理士さんを誰に頼むかという話になったら、間違いなく笠浪さんを紹介しますよ。私のように、いろんな税理士さんで苦労した経験はさせたくないですから。
笠浪:それはありがとうございます。その時を楽しみにしています。

実は、お会いするまで、税理士さんはお金の勘定をするだけの人だと思っていました。

笠浪:弊社とのお付き合いは4年ほど前からになりますが、それ以前の税理士事務所とのお付き合いでは、どのようなことで悩まれていたのでしょうか。
羅田先生:実は、テラスさんにお会いするまで、税理士さんはお金の勘定をするだけの人だと思っていました。会計さえしてくれればそれでいいと。にもかかわらず、当時の税理士事務所の会計処理が不十分だったために税務調査で税務署とトラブルになりました。それで税理士事務所を変えたのですが、今度は質問するだけでも高額な費用を請求されてしまう始末でした。困り果てて、信頼している保険会社の方に相談したところ、テラスさんを紹介されたんです。


笠浪:
数々の税理士を経て、弊社にお任せいただいた決め手は何だったのでしょうか。
羅田先生:お会いして話をしてみたら、実に税務に詳しく、的確な回答をしてくださる。なぜだろうと思ったのですが、やはり医療専門の税理士さんだからなんですね。数多くの、いろんなステージにいる医師の悩みにつきあってこられたからこそ、的を得たアドバイスができるのだなと思いました。お会いして初めて、「税理士さんはお金の勘定をするだけじゃない。経営についていろんなアドバイスをしてくれるんだ」と気づいたんですよ。もっと早くテラスさんと出会えていたら、今以上に成長できたのかなとまで思ったほどです。
笠浪:お褒めの言葉を頂き、有難うございます。

テラスさんには安心してお任せでき、自分の時間を治療だけに集中できるようになりました。

笠浪:私どもにお任せいただく際に、不安などはございましたか。
羅田先生笠浪さんは、医療専門税理士として非常に経験豊富で頭の良い人だと思った一方で、とても温厚で優しそうな人柄という印象を受けましたので、実は「果たしてこの人柄で税務署と交渉ができるのか?」と不安に感じていた部分もありました。それまでにすでに税務署とのやりとりを経験してましたから。ですが、先日税務調査が入ったのですが、こちらがびっくりするくらい押しの強い交渉をされたんですよね。この人なら大丈夫だなと、それで信頼感が増しました。

笠浪:税務署とのやりとりは、駆け引きの部分もあります。交渉は税理士としての腕の見せ所ですから、そこは安心してお任せください。弊社に変更後、良かった点などございましたら教えて下さい。
羅田先生:精神的にとても楽になりました。医院がある程度成長してくると、お金の勘定がどうしても必須になってきます。かなり真剣に勘定しないとなりませんが、大学で財務のことなんて習いませんから、時間を取られてしまい、診療に支障が出てしまいます。診療に専念するには、信頼のおける税理士事務所は絶対に必要ですし、テラスさんには安心してお任せでき、自分の時間を治療だけに集中できるようになりました。
あとは、お金の使い方を相談できるのが助かりますね。といっても、私は税金対策のためだけに、必要のないことにお金を使うつもりは毛頭ありません。「払うべき税金はきちんと払う」というのが私の考え方です。

税理士さんに言われるがままに必要のないことにお金を使ってしまい、結局お金を残せない人もいますから。

笠浪:先生のお考えはきぬた歯科の財務体質にも現れていますね。とても素晴らしい状態です。
羅田先生:そうおっしゃっていただけて安心です。利益を従業員に還元し、さらに設備投資をして患者さんにも還元していくのは当たり前のことですし、その部分はぜひともアドバイスをいただきたいと思っていますが、無理に税金対策をするつもりはありません。税理士さんに言われるがままに必要のないことにお金を使ってしまい、結局お金を残せない人もいますから。子供が未来永劫食べていけるだけの財産を残そうとは思っていませんが、子供が夢を叶えたいといった時、手伝ってあげられるだけの資金は残したいですしね。

テラスさんがお持ちの知識や情報をぜひとも教えていただきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

笠浪:現在、税務会計は、弊社の生田が担当させていただいていますが、仕事ぶりはいかがでしょうか。
羅田先生生田さんは非常に真面目で的確ですね。毎月の会計報告の際でも、ここはちょっと不安だな、大丈夫かなと懸念している箇所は、必ず指摘してこられますので、よく見て下さってるなと思います。これまでいくつもの税理士事務所と付き合ってきましたが、生田さんは今までになくレスポンスが早く、信頼がおけますね。

笠浪:歯科医師としても経営者としても大成されている羅田先生にそうおっしゃっていただけて、非常に光栄です。よろしかったら先生の今後の展望を教えていただけますか。
羅田先生:今の段階でまだお話することはできないのですが、いろいろ考えています。現状に満足することなく、これからもどんどん成長していきたいですし、そのためにもテラスさんがお持ちの知識や情報をぜひとも教えていただきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
笠浪:こちらこそ、さらなるきぬた歯科のご発展のため、誠心誠意、サポートをさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー者紹介
笠浪 真 (税理士法人テラス)
税理士としての業務および事務所経営全般を担い、多くの経営者の参謀になることを目指す。

  

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