開業医インタビュー: File_08

税理士法人テラスが実際にサポートを行なった
医院の先生に、お話を伺いました。

みやぎしレデイースクリニック 宮岸 玲子 先生

https://miyagishi-lc.com/
子育てをされながら婦人科の医師として開業された宮岸先生。開業までのお悩みから、開業されて良かったことなど、クリニックをお手伝いされている先生のお母様も一緒に、女性院長ならではのお話を伺いました。(取材日:平成30年12月14日)

勤務医だとどうしても自宅や子供の学校から距離があり、子供との時間を思うように取れないことが悩みでした。

税理士法人テラス 笠浪 真(以下笠浪):開業されたのは平成29年3月で、あと数か月で2年経ちますが、まずは開業を決意なさったきっかけを教えて下さい。
宮岸先生:私の実家の親族には歯科医が12人おりまして、その影響もあり、勤務医として働きながらも「いつかは開業を」と思っていました。ただ、結婚して出産し、子供がまだ小さかったこと、それから夫が歯科医院を開業したこともあって、タイミングを待っている状態が続いていました。「開業しよう」と改めて思ったのは、子供たちがある程度大きくなって手が離れてきたこと、勤務医として働く中で、やはり自分なりの診療をしたい、そして自分の居を構えて継続して患者さんを診ていきたいという気持ちが強くなってきたからです。

笠浪:ご実家はお爺様の代から続く歯科クリニックだと伺いました。
宮岸先生:実は、小学校の卒業文集は「歯科医になりたい」だったんですよ。歯科ではなく医科を選んだのは、小学校時代の同級生が脳腫瘍になった経験からです。頭が痛い、視力が落ちたと訴えていたのですが、受験勉強のせいだと見過ごされてしまっていて、もっと早く気付いてあげられたらという思いが強くあって。それで医師の道を目指しました。
開業を決意したもう一つの理由は、職場と自宅の距離です。勤務医だとどうしても自宅や子供の学校から距離があり、子供との時間を思うように取れないことが悩みでした。子育てしながら常勤でバリバリ働く方もおられますが、私は何かあったら子供を迎えに行きたい、子供の暮らしの中に母親がいる生活がしたいと思っていました。非常勤として先輩方の病院のお手伝いをし、臨床経験を積んでいくという働き方をしていましたが、「お母さんの職場が遠い」ということが、子供たちと、それから私自身の心の負担にもなっていたんですね。ですから生活圏内での開業を決意しました。

現場を見て、自分の医院の青写真が描けそうだとピンと来て、ここで開業することを決めました。

笠浪:こちらの物件は、そういう理由で選ばれたんですね。
宮岸先生:はい。自宅からも近く、子供たちの学校からも遠くないところが気に入りました。開業したいと思い立ってから沿線ぞいに幾つかの物件を検討してはいたのですが、この物件を医師の友人から教えてもらい、現場を見て、自分の医院の青写真が描けそうだとピンと来て、ここで開業することを決めました。

笠浪:開業にあたり、資金や採用など考えなければならないことはたくさんあったと思いますが、特に不安だったことはございますか。
宮岸先生:性格的なところが大きいと思うのですが、実は不安らしい不安はありませんでした。この物件に出会ったのもそうですし、その後、色々な業者さんとのご縁もあり、トントン拍子に話が進んだので、何となく大丈夫かなという予感がありました。

母は、父のクリニックでずっと事務長を務めていましたので、クリニック経営に関してはとても詳しく、頼りにしています。

笠浪:助けて下さるお母様やお姉様の存在も大きかったのではありませんか?
宮岸先生:そうですね。母は、父のクリニックでずっと事務長を務めていましたので、クリニック経営に関してはとても詳しく、頼りにしています。スタッフにお願いする仕事とそうでないものの線引きなど、長年の事務長としての経験からのノウハウを持っているので、とても助けられています。
宮岸先生お母様:一般的なクリニックでは奥様が事務的な作業を引き受けるものですが、院長は女医で奥様に当たる者がいないので、私がお手伝いしています。自分のクリニックではないので、スタッフと院長の間に入るようなことはせず、事務周りのことを手伝っているんですよ。クリニックから患者さんにお渡しするお札は全て新札でご用意しているので、毎日銀行にも行っています。

宮岸先生:私が気づかないような細かなところにも気を配ってくれますし、何より、そこにいてくれるだけでスタッフの背筋がぴんと伸びるので、助かっています。姉にも手伝ってもらっているのですが、英語が堪能なので、外国人の患者さんの通訳をしてくれます。家族に支えられていて、ありがたいですね。
笠浪:とても心強いですね。お母様には月次報告にも同席いただいておりますが、経験が豊富でおられますのでいろいろとご指摘いただき、こちらとしても助かっています。

テラスさんは、顧問料の料金体系がとてもはっきりしていました。

笠浪:弊社との出会いですが、見積もりをご依頼いただいたことがきっかけでしたね。
宮岸先生:開業となると、設備機器の会社や税理士さんなどいろんな業者さんとのお付き合いが必要になりますが、それぞれ4社に相見積もりをとろうと決めたんです。その中に、テラスさんが入っていました。

笠浪:4社の中から弊社に決めてくださった理由を教えていただけますか?
宮岸先生:テラスさんは、顧問料の料金体系がとてもはっきりしていました。それから、「この作業はこの担当が行います」「最初は信頼関係の構築のために毎月訪問しますが、落ち着いたら、ご提案のためによりお時間をいただきたいので、2か月に1回になります」といったように、テラスさんがするお仕事とその理由が明確で、とても分かりやすい内容でした。
あとは、社労士さんというクリニックにとっては用心棒になってくださる方がいるというのが決め手ですね。先に開業した夫や先輩のクリニックを見ていると、「人事で揉めていないことがない」というくらい、労務の問題はつきものだなと実感していましたから、そういう時はやはり社労士さんが頼りになります。当事者同士だと話しづらいこともありますから、労務関係のこともお任せできるのがありがたいと思いました。

私自身、せっかちな性格なんですが、テラスさんは私以上に仕事が早かったと思います。

笠浪:実際にスタッフさんのことで悩まれている開業医の先生方は多く、弊社では様々なケースに対処してきた経験がございます。どうぞ安心してお任せください。
宮岸先生お母様:テラスさんがいいなと思ったのは、若い方が多い世代ということもありますね。開業後もずっとお付き合いは続いていきますから、いくら経歴が立派な税理士さんでも、高齢の方ではなく、柔軟で相談しやすいお若い方にお願いしたほうがいいかなと思いました。

笠浪:私どもをお選びいただき、ありがとうございました。開業支援でどのようにお役に立てたか、具体的に教えていただけますか?
宮岸先生:全体的にとてもレスポンスが良かったので、開業手続き全般を通してスムーズだったと思います。私自身、せっかちな性格なんですが、私以上に仕事が早かったと思います。気になる案件や問い合わせに対し、時間差なくお返事いただけましたし、日程の調整も早く、テンポよく仕事を進めることができました。

笠浪:金融機関からもいい条件で融資してもらえましたね。
宮岸先生:そうですね。銀行事情も詳しくないですから、今はこういう流れなんですよと教えて下さったり。複数の銀行と直接交渉してくださったり、私の夢をしっかり現実のものにしていただき、感謝しています。

一番助かったのはスタッフの採用に直接立ち会ってくださったことです。

笠浪:スタッフ採用の件ではお役に立てましたでしょうか。
宮岸先生:はい。雇用契約書関係などの書面作成はもちろんのこと、一番助かったのはスタッフの採用に直接立ち会ってくださったことです。たくさんの応募があり、結果的に面接したのは20数人だったのですが、母も立会い、テラスさんからも2人入ってくださったので、偏った先入観に縛られずにフラットに評価できたと思います。開業して2年弱になりますが、常勤のスタッフは誰も辞めていないんですよ。開業時からお付き合いのある業者さんたちが驚かれるくらいです。スタッフが体調を崩したりだとか、一時的に人員不足になることもあるのですが、そういった時は知り合いに声をかけてくれて手伝っていただいています。恵まれているなと思います。

笠浪:良いスタッフの確保に悩んでおられる院長はとても多いんですよ。ひとえに宮岸先生のお人柄だと思います。

 

ダメなものはダメ、良いものは良いとはっきりしておられるので、やりやすいですね。

笠浪:開業後には、税務と労務をお任せいただいておりますが、いかがでしょうか。
宮岸先生:税務担当の川崎さんは開業時から見てくださっていて、アドバイスも的確なので、安心してお任せしています。アシスタントの渡邊さんも連絡や調整も漏れがなく、きちんと対応してくださっています。労務担当の稲葉さんには、採用時の面接、契約書関連からお世話になっており、亀井さんには、スタッフの相談や助成金のアドバイスなど必要な時に必要なアドバイスをくださるので、頼りにしています。

笠浪:嬉しいお言葉をありがとうございます。もし開業を考えておられる先生方に弊社をご紹介いただけるとしたら、何といって薦めていただけますか?
宮岸先生:さきほどもお伝えしましたが、レスポンスが早く、明確なことです。ダメなものはダメ、良いものは良いとはっきりしておられるので、やりやすいですね。

自分のやりたいようにじっくり患者と向き合えるようになり、良かったと思っています。何より子供たちと話す時間が増えました。

笠浪:お褒めいただきありがとうございます。最後に、開業全般を振り返っていかがでしょうか。
宮岸先生:自分の居を構えて、自分のやりたいようにじっくり患者と向き合えるようになり、良かったと思っています。何より子供たちと話す時間が増えました。今は、学校から直接ここに帰ってくるんですよ。院内に子供が使える部屋を用意しているので、そこに荷物を置いて、習い事に行ったりしています。子供の生活が見えて、私の働く姿も見せられる。お互いにとって良かったと思っています。今までは母にいろいろとお願いしていたんですけど、それも減りました。

笠浪:お母様はいかがですか?
宮岸先生お母様:そうですね、学校の行事などでクリニックを休業せざるを得ないこともあるのですが、仕事も子育ても、なんとか娘の裁量でこなせているかなと思います。
宮岸先生:子供の要望と学校の雰囲気を考えると、やはりできるだけ学校行事には参加したいと思っています。来年以降は進学して少し手が離れますので、少しずつ生活をクリニックの方にシフトして、働き方を変えていくつもりでいます。
笠浪:開業医として、そして働くお母様として、ご自身の希望される道を切り開いて進んでおられて、とても素晴らしいと思いますし、尊敬しています。今後とも先生の医院を税務・労務面からしっかりサポートさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー者紹介

笠浪 真 (税理士法人テラス)
税理士としての業務および事務所経営全般を担い、多くの経営者の参謀になることを目指す。

  

 

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